スズキ

新型ワゴンR(外観・内装の評価)後部座席はゆったり広め

スズキ・ワゴンRの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。

2017年2月にフルモデルチェンジをして見た目が一新した新型ワゴンR、今回のフルモデルチェンジで6代目になりエンジンも「S-エネチャ-ジ」から「マイルドハイブリッド」に進化を遂げています。

ワゴンRの全体画像

燃費や走行性能に益々期待が上がっているワゴンRの乗り味が気になりスズキのお店に足を運んでみました。

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新型ワゴンRの価格は107万から

今回紹介するのはワゴンRです、グレードはハイブリッドのFZとFXそれにガソリン車のFAです。気になる価格は以下の通りです。

価格ハイブリッドガソリン車
グレードFZFXFA
2WD¥1,350,000¥1,177,200¥1,078,920
4WD¥1,470,960¥1,298,160¥1,202,040

価格をみて驚きなのはガソリン車とハイブリッドの価格差がたった10万円しか違わないこと。

他の車種では30万円位違う車も多いのにとても良心的、カタログ燃費も7km/Lくらいちがうのでハイブリッドがお買い得なのかもしれません。

ワゴンRの正面画像

エンジンは軽自動車なので660ccでハイブリッドには3.1psのモーターがついてエンジンをアシストしてくれます。

ターボ車を希望する方は「ワゴンRスティングレー」を見てみると良いと思います。

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新型ワゴンRの外観は3種類

今回のフルモデルチェンジでヘッドライトがカクカクした形に変わったFXとFAグレード、5代目のワゴンRのスティングレーのデザインを継承したFZグレードと2つのデザインのワゴンRと、装備も顔つきも全くことなるワゴンRスティングレーを加えた3つのデザインになっています。

スポーティなリアデザイン

2つ目のチェンジポイントはリアデザインです。

ワゴンRのリア画像

2代目のワゴンRから5代目まで長い間縦型のリアコンビネーションランプを採用していましたが、今回のワゴンRは縦型コンビネーションランプの伝統を打ち破り初代のワゴンRみたいなリアバンパーに横型に配置したデザインとなりました。

枠はシルバー加飾になりスポーティーなテイストにまとまっています。

ピラーは太めにチェンジ

3つ目のチェンジポイントはサイドのピラーです。

ワゴンRの横画像

今回のワゴンRから後席の窓の幅を少なくしてピラーの存在感を強調したデザインになりました。

CMでみると思い切った変わり様に違和感を覚えましたが、実車を見るとピラーが太いのも馴染んでいて見栄えは悪くないです。

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新型ワゴンRの内装

軽自動車初導入のヘッドアップディスプレイ

今回のモデルチェンジの目玉の1つ、ヘッドアップディスプレイです。

このディスプレイはセーフティーパッケージについており、エンジンをかけると小さな板が運転席側のフロントガラスの前に起き上がります(エンジン停止時には倒れています)

運転中の視線の先に欲しい情報を映し出すためのディスプレイで、軽自動車では初めての導入になります。

ワゴンRのメーター周り

表示されるのは「車速表示」に「自動ブレーキ作動表示」、「衝突警報表示」、「凍結警告表示」など車の走行に必要な情報を教えてくれるのです。

実際に乗って使用した感想としては殆どディスプレイに目が行くことがなく、従来通りセンターメーターでの車速確認になってしまっていました。

無くても困らない装備かなとは思いますが、ずっと乗ってなれたらメリットがあるのかもしれません。

2段のインパネで広い印象

続いてワゴンRのインパネです。

ワゴンRの室内画像

インパネは2段になっており上段はメーター類を配置、下段はフラットな小物置きスペースになっており、ナビのモニターが下段のインパネに乗っかっている様な配置になっています。

小物も何も置かれていない状態ではフロント部が開放的に見えて、今までのワゴンRよりもより広く感じました。

ベンチシートの運転席で解放感あり

実際運転席に座ってみるとヘッドクリアランスが大きく感じることと、座った時に膝周りにかなりの空間があること、シートがベンチシートになっていることで運転席に座った時の解放感がありました。

ワゴンRの運転席

もしかしたらセンターメーターを採用したことも運転席周りを広く感じさせる為の工夫として一役買っているのかもしれません。(個人的にセンターメーターには否定的ですが)

ベンチシートも実際に座るまでは、ホールド性がないから長時間の運転だと疲れやすいだろうと思っていましたが見た目とは裏腹に、座ってみるとシートの座面が沈みこんでしっかりホールドしてくれていました。

ワゴンRの荷室スペース

荷室はリアデザインの変更で縦型のコンビネーションランプでなくなったので、開口幅広くなりラゲッジスペースの掘り込みも深いので背の高い物も立てたまま載せることができるので便利になりました。

室内長も新しいプラットフォームを採用してエンジンルームを最小化したことで軽ワゴンNO1の2450mmと広々としています。

ワゴンRの後部座席

私はかなり大柄な方ですが、後部座席に座ってみても膝が前のシートに当たらずゲンコツ1つ分以上の空間が確保できています。

幅もゆったりしており隣に高学年の息子を座らせてももう一人くらい座らせても平気かなと思うくらいのスペースは確保できておりワンランク上の広さをもつスペーシアと錯覚するくらいの広さに仕上がっています。

↓運転した感想はこちら

 

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