RAV4の外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
2年8か月ぶりに販売を再開したRAV4は「TNGA」に基づく「GA-Kプラットフォーム」の採用や新世代2.5L直噴ガソリンエンジンにハイブリッドシステムを搭載するなどの刷新を加えたフルモデルチェンジを行ました。
またAWDには「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用しており、走行状況に応じてリヤのトルクを左右独立で制御する「トルクベクタリング機構」で低燃費化しています。
ボディーもサイズも全長4,600mmで全幅1,855mmでゆったりサイズでファミリー層からおひとり様まで様々なシーンで活躍できるマルチ車となりデザインも北米製らしいシャープでワイドな感じの仕上がりになっています。
今回は5代目となるRAV4に乗ってみたいとおもい、トヨタのお店を巡ってきました。
RAV4の外観
今回のRAV4のエクステリアは角ばってワイドな印象を与えており、今までのRAV4とは全く違った雰囲気になっています。パっとみた感じはランドクルーザープラドに少し系統を寄せている様にも感じ、高級感も出ています。
RAV4にはあまり興味を感じていませんでしたが、5代目RAV4のエクステリアを見た後は気になる車の1つになりました。
まずフロントマスクからみていきます。
今回試乗した「アドベンチャー」はグリルに特徴があります。RAV4のグリルはメッシュ状のグリルを採用していますが、「アドベンチャー」だけはメッシュと横ラインの2本グリルを採用しています。メッシュだけのグリルと比べるとよりワイルドな見た目になっています。
ヘッドライトは3灯式LEDヘッドランプを採用しており、LEDクリアランスランプとLEDデイライトと組み合わせています。
ヘッドライトのデザインはつり目型の鋭いデザインで、最近のトヨタのデザインの系統とは少し違うように見えます。CH-Rなどにも似ていますが、RAV4の方がシンプルなデザインです。
その他、フロントデザインではSUV装備としてフロントスキッドプレートが装着されています。「アドベンチャー」専用の大型プレートで純正のプレートよりもゴツゴツ感が強くなっています。
フロントデザインはボンネットが肉厚で角ばっているので、筋肉マッチョみたいな力強さがある力強いデザインです。
リヤデザインはハリアーにも似たデザインでコンビネーションランプもシンプルなデザインです。特徴的なのはリヤスキットプレートです。こちらもフロント同様に「アドベンチャー」専用の大型プレートになっています。
他にもバックドアガーニッシュがカラードになっていたり、車名プレートとグレードマークがマッドブラックになっているほか、マフラーのパイプが2本出しになっており、径も大きいものを採用しているので様になっています。
サイドデザインはホイールアーチモールが「アドベンチャー」専用の大型の物になっており、切削光輝のブラック&マッドの大型19インチホイールとマッチしています。
アウトサイドドアガーニッシュもカラードになっているので一体感が出ているところがいいです。
RAV4の内装
RAV4のインテリアは今までのRAV4と比較すると高級感をアップしてきました。特に「アドベンチャー」はシートを合成皮革のシートにしているので、質感が高く感られるほか、「アドベンチャー」だけオレンジのステッチが入るので、アクティブは印象を与えます。
また高級感ポイントとしては、運転席には8ウェイパワーシートになっているほか、シート形状も他のグレードにはないスポーツシートを採用しています。サイドの張り出しが高いのでホールド性があり、言うまでもなく乗り心地は抜群です。
三菱のアウトランダーなども特別仕様車にはオレンジをアクセントに採用しているので、アウトドア=オレンジ見たいなイメージがあるのかもしれません。
その他インテリアではアクセントのオレンジをドリンクホルダーや小物入れなどの数か所に入れています。
まずステアリングは3本スポークのステアリングホイールでシンプルなデザインです。
ウレタンを使用しているところは少し残念なポイント。「G」グレードと「G“Zパッケージ”」であれば本革巻きになるのですが、「アドベンチャー」までは本革にしてほしいところです。
シフトノブもステアリング同様に本革巻きではありません。ここは少しポイントが下がるところです。
メーター類は7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイにオプティロンメーターを組み合わせています。
ナビは最新の「T-connect」が入っており、豊富なコンテンツサービスを受けることができます。
RAV4は全車にDCM(専用通信機)を標準装備しているので、RAV4とトヨタスマートセンターが通信でつながることで、24時間サポートしてくれるのです。
さらにT-connectナビを装着していることで、充実したサービスを受けることができ、運転中でもオペレーターがお店を探すなどのサービスをうけれうことができます。
RAV4にはSUVでは必需品である「マルチテレインセレクト」がシフトノブの横についています。オフロード走行時に路面状況に応じて3つのモードの走行支援を受けることができます。
モードはMUD&SAND、NORMAL、ROCK&DIRTの3つから選択でき、駆動力やブレーキを最適に統合制御します。ジョグダイヤルで操作できるので簡単に使いこなすことができそうです。
リヤシートはシートと足元に凹凸が少ないので、横に広く感じます。実際に座ってみても横の圧迫感みたいなものは感じません。
前のシートを下げて大柄私が座ってみても膝があたることはありません。標準的なサイズの体形であれば余裕をもって座って頂けることでしょう。
リヤシートには快適なドライブのお供としてエアコンの吹き出し口がリヤ専用で付いているほか、スマートフォンなどの充電に便利な2.1AのUSB端子が2つ装備されています。
またフロント用にもセンターコンソールボックス内に2個付いています。
ラゲージスペースはかなりゆったり広々しています。寸法でみると最大幅は1355mm~最小幅1000mm、奥行きは5名乗車時1015mmもあるので5名乗車時でも580Lは積むことができます。
荷物が多いときはリヤシートもバックドア側からレバーで簡単に倒すことができるので、女性でも難なく操作することができます。
使い方に応じてトノカバーやラゲージトレイなどの購入することができるので、綺麗にラゲージスペースを保つことができます。
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