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RAV4アドベンチャー2.0L試乗記(走り・加速性能)静かで加速良し

RAV4アドベンチャー2.0Lを実際に試乗運転してきた感想を書きたいと思います。

RAV4の運転席の画像

RAV4アドベンチャー2.0L試乗車情報

今回試乗させていただいたRAV4は2.0Lガソリン車の「アドベンチャー」というグレードです。このグレードはガソリン車グレードのエクステリア重視モデルという位置づけで、外装に特化したグレードです。

新型RAV4の全体画像

特に注目すべきは、フロントマスクです。フロントグリルとフロントバンパーはアドベンチャー専用デザインとなり、フォグランプも標準装備です。フロントとリヤのスキットプレートも専用の大型仕様になります。

「アドベンチャー」に搭載しているのは2.0Lの直列4気筒エンジンで最高出力は171ps/6,600rpm、最大トルクは21.1kgf・m/4,800rpmです。

RAV4にはガソリン車のほかに2.5Lのハイブリッドシステムを搭載したグレードもあり、システム最高出力は222psです。

ガソリン車でも十分なパワーですが、ハイブリッドは搭載しているエンジンが2.5Lで大きいことや、ハイブリッドシステムを搭載していることによりよりハイパワーになっています。

今回試乗した「アドベンチャー」のボディーカラーは「グレーメタリック」でした。RAV4はグレーやブラック系のボディカラーが豊富で、6色もラインナップがあります。さらにホワイト、カーキ、ブルー、レッドの全12カラーから選択することができます。

気になる価格は「アドベンチャー」で\3,137,400です。RAV4の全グレードの価格を確認しておきましょう。

RAV4グレード別価格表

ガソリン車

X 2WDX 4WDアドベンチャーGG‛Zパッケージ’
260万283万313万320万334万

ハイブリッド

X 2WDX E-FourG
320万345万381万

RAV4アドベンチャー2.0Lの走行性能

では早速試乗させていただきます。まず最初に感じるのは着座位置が低く、SUVに乗っている感じがしません。

RAV4のインパネ回り

新型プラットフォームだからなのかしれませが、女性の方には良いかもしれませんね。私は個人的はSUVはSUVらしい方が運転が楽しいのでちょっと物足りないです。

まず道路に出て加速させるとエンジン音が静かなことに気が付きます。あまりの静かさにハイブリッドと間違えたかなと思うくらいです。回転数2000回転そこそこであれば全くストレスを感じません。

RAV4のハンドル画像

加速もいいですね。最大トルクは21.1kgf・m/4,800rpmなので普通に加速する回転数くらいでも太いトルクがあります。このくらいしっかりしたトルクがあればハイブリッドでなくても十分満足できます。

曲がるときやカーブを抜けるときも横に揺さぶられる様な嫌な揺れを一切感じません。また路面のつなぎ目やちょっとした段差の処理も1発で処理うしてくれるので乗り心地も快適です。これも新型プラットフォームにかわって良いところの1つです。

RAV4のシフトノブ画像

RAV4は走行モード選択が3種類あるので、スポーツモードも使ってみました。スポーツモードに変えた瞬間から、エンジン音のトーンが1つ上がったような感じです。アクセルを踏んだ時のトルク感もノーマルモードの時に増して太くなり、アクセルに対してのエンジンの反応もかなり敏感になります。

加速にかかわるトランスミッションもCVTを採用しながらも、CVTの切れ目のない加速ではなく、ATの様な変段しているような感じで、発進から力強くダイレクトな走りを実現しています。

エンジンとトランスミッションに相性に新型プラットフォームが合わさって非常に走りやすい車に仕上がっていると思います。

RAV4の安全性能

RAV4には安全サポートするために次世代予防安全パッケージトヨタセーフティーセンスを全車に標準装備しています。

RAV4の正面画像

この安全装備は単眼カメラとミリ波レーダーという2つのセンサーにより高い認識性能を有しています。

具体的には以下のサポートを受けることができます。

・レーントレーシングアシスト
・レーダークルーズコントロール
・プリクラッシュセーフティー
・オートマチックハイビーム
・ロードサインアシスト
・ドライブスタートコントロール

レーントレーシングアシストは車線中央を走行するために必要なステアリング操作の一部をサポートと、車線をはみ出しそうな時にブザーやディスプレイ表示で知らせるとともにステアリング操作の一部をサポートします。

レーダークルーズコントロールはミリ波レーダーと単眼カメラの2種類のセンサーが働き、車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行をサポートします。高速道路の遠距離ドライブはもちろんのこと、停止・発進を繰り返す渋滞時のノロノロ運転でもサポートします。

車がぶつからないをサポートするプリクラッシュセーフティは、前方の車両や歩行者、自転車運転者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出し警告します。ブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ衝突回避、もしくは被害軽減につなげます。

オートマチックハイビームはハイビームとロービームを自動で切り替えて夜間走行時の視野を広げます。オート切り替えなので面倒な切り替えも切り替え忘れもありません。

ロードサインアシストは単眼カメラが道路標識を認識してマルチインフォメーションディスプレイに表示します。

ドライブスタートコントロールはシフト操作時における急発進・急加速を抑制し、衝突時の被害軽減に寄与します。後退時に衝突して慌てたドライバーがアクセルを踏み込んだままDへ変更してもエンジンの出力を抑えて二次被害を防ぎます。

以上の機能を備えたRAV4は安全安心なドライビングに寄与しているのです。

RAV4の燃費

今回の試乗は市街地道路を約6㎞ほど走らせていただき、試乗時の燃費は10.7㎞/Lでした。

RAV4の助手席画像

カタログでのWLTCモード燃費が15.2㎞/Ⅼで市街地モードが11.5㎞/Ⅼなので、ほぼカタログ通りの燃費になっています。

今回試乗したRAV4はガソリンエンジンでしたが、搭載している2.0Lダイナミックフォースエンジンはマルチホールの直噴インジェクタやロングストローク化などにより燃焼を高速化しています。

さらに吸気バルブの開閉タイミングを最適制御するVVT-iEを採用し、レスポンス向上させた結果、トルクアップと燃費向上を高次元で両立させています。

そのため、ガソリン車で重量のあるRAV4でもこれだけの低燃費を実現できたのだと思います。

他のグレードの実燃費も気になりますので、下記に載せておきます。

RAV4の燃費表

ガソリン

グレードX 2WDX 4WDアドベンチャーGG‛Zパッケージ’
WLTCモード15.815.215.215.215.2
実燃費12.012.012.012.012.0

ハイブリッド

グレードX 2WDX E-FourG
WLTCモード21.420.620.6

RAV4アドベンチャー2.0L試乗記まとめ

今回は5代目になる新型RAV4に試乗しました。いままでのRAV4とは大きくかわり、外観も走りもかなりグレードアップしてきました。

RAV4の横画像

実際にディーラーでRAV4を見せていただき、力強くワイルド&ワイドな感じに仕上がった出で立ちにとても魅かれるものがありました。

走行性能もトルクのある力強い走りや、アクセルワークに対してエンジンの反応が良い機敏な走りにも惚れ惚れしてしまいます。

今回のRAV4はトヨタカローラでもネッツトヨタでもかなり本腰入れてセールスにかかっています、なので比較多くのディーラーに展示車や試乗車が配備されていますので、気になった方はぜひトヨタカローラかネッツトヨタのお店に足を運んでみてほしいです。

 

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