ダイハツ「トコットX“SAⅢ”」の外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
2018年6月25日に誕生したトコットは可愛らしいフォルムで女性をターゲットにした「ちびまる子ちゃん」のCMでも知名度を上げています。
トコットは既に終売しているココアの後継車種となり、ミラの派生モデルという位置づけです。
安全装備のスマートアシストⅢやパノラマモニター搭載(オプション)で運転が苦手な人でも道を選ばずに走ることができる頼りになる車です。
この可愛らしいが溢れているトコットの魅力をもっと追求してみたくなりダイハツのお店にお邪魔してきました。
試乗車はトコットX“SAⅢ”
今回試乗してきたミラトコットは全部で3グレードの設定になっており、私が乗せて頂いたのはX“SAⅢ”という中間のグレードのトコットです。
今回試乗した中間グレードのトコットと上級グレードには、さらに自分好みのカスタムパッケージを選択することができ、「スイートスタイル」「エレガントスタイル」「クールスタイル」の3種類が用意されています。
今回試乗したミラトコットはX“SAⅢ”とクールスタイルの組合せになっており、以下の装備が89,726円で追加されています。
・ストライプバック(ブラック)
・インテリアパネル(ブラック調)
・ドアアウターハンドル(ブラックマイカメタリック)
・ドアミラー(ブラックマイカメタリック)
・フルホイールキャップ(ブラックマイカメタリック)
・革巻ステアリング(ステアリングスイッチ付)
・革巻シフト(シルバー加飾付)
・助手席レジスターパネル(ブラック)
・オーディオクラスター(ブラック)
ボディーカラーはサニーデイブルーメタリックというカラーで夏空の様な爽快な水色でした。
トコットのカラーは全8色となっています。
さらにセラミックグリーンメタリックとジューシーピンクメタリック、サニーデイブルーメタリック、パールホワイトⅢにはデザインフィルムトップを組わせて2トーンにすることができるので、全12色から選択することが出来るのです。
トコットは4つのコンセプトを引っ提げており、「シンプルだけどほっとするWarm&Square Warm&Natural」、「座って安心Comfort」、「走って安心EasyDrive」、「もしもの時の安心FeelingSafe」を試乗を通してさらに詳しくみていきます。
今回試乗したトコットX“SAⅢ”の車両本体価格は1,220,400円でした。他のグレードも含めて気になる価格を見ておきましょう。
■トコットグレード別価格表
グレード | L | L“SaⅢ” | X“SaⅢ” | G“SaⅢ” |
---|---|---|---|---|
2WD | 107万 | 113万 | 122万 | 129万 |
4WD | 120万 | 126万 | 135万 | 142万 |
ミラトコットX“SAⅢ”エクステリア(外観)
トコットのエクステリアは「シンプルだけどホッとする」というコンセプト通りに奇をてらってない、何の変哲もない軽自動車といったフォルムですが、その中に可愛さをしっかり盛り込んでいる所がダイハツ凄いと感じました。
水平基調のデザインはシンプルで自然体あので飽きの来ないデザインみたいですよ!
トコットの形は四角形を基本ベースにしており角ばったフォルムになっていますが、ヘッドライトに丸いライトを採用したことにより、表情に愛嬌が生まれています。
ライトも Bi-Angleヘッドライトを採用しており、機能性も意識しています。
トコットX“SAⅢ”のリアはすっきりコンパクト
リヤデザインもシンプルなスクエアスタイルで、すっきりとしたたたずまいが可愛らしさとコンパクトな印象を与えます。
その中でも丸モチーフのリヤコンビネーションランプが個性的でインパクトを与えます。
トコットX“SAⅢ”のホイールキャップ
足回りはブラックベースの個性的なデザインのホイールキャップです。
これは「クールスタイル」専用のホイールキャップですが、他のグレードやスタイルでも個性的で可愛らしさがあるデザインになっています。
トコットX“SAⅢ”のサイドデザイン
サイドに入っている黒いストライプやドアアウターのブラック塗装、ミラーのブラック塗装も全てクールスタイルのパッケージに含まれている物です。
トコットの可愛らしさを少し押えて、クールな一面を覗かせており、1台で2度楽しめる、そんな仕上がりになっていますね。
ミラトコットX“SAⅢ”インテリア(内装)
インテリアのパネルはベージュを基調としたふんわりした印象に仕上がっているますが、クールスタイルをまとったトコットはブラック基調のシックな印象にまとまっています。
トコットX“SAⅢ”のステアリング
ステアリングもブラックの革巻ステアリングとなっており、シルバー加飾で質感を向上させています。
パネルもピアノブラックの様な光沢がある素材と艶消しの素材上手くアクセントに使ったオシャレなパネルを採用しています。
トコットX“SAⅢ”の運転席
運転席に座ってみると運転席周りが水平基調になっているので視界の良さがよく出ています。
また周辺パーツが大きいのでシンプルで扱いやすそうです。
スピードメーターはバックカラーが明るく表示も大きいのでゴチャゴチャしておらず見やすいです。
インフォメーションディスプレイも必要最低限の少ない情報を表示しているので分かりやすくなっています。
トコットX“SAⅢ”のシフトノブ
シフトノブとエアコンはセンターにまとまっていますが、操作機能が少ないので使い易いです。
座っているシートは足元から上に行くほど明るくなる配色になっており、居住性を意識した配色になっています。
また表皮には濃淡を織り交ぜた糸を使用することで温かみを演出しているそうです。
座面はブラウン、背面はベージュの2トーンのシートは珍しいです。
インテリアには2つ目のコンセプト「座って安心Comfort」がしっかり考えられています。
運転席は視界良好で運転しやすい
運転席に座ってみると分かりますが、トコットのボディーが四角いのと水平基調で視界が良いので、ボンネットの先端が見やすいです。前にいる車や壁との距離感もしっかりつかめますよ。
また、運転席から見るドアミラーも見やすくなっています。
ミラーの取り付け位置をずらして工夫した結果、前方の死角が少なくなっています。
後方もベルトラインを水平にしたことで、スッキリ見やすくなりバックの時の安全確認時も不安が少なくなりました。
運転席は頭上スペースを広げているので、圧迫感を感じません。
四角形にしたことで、室内空間も広く感じ、視界も良くとれるようになっているので運転が苦になりませんね。
トコットX“SAⅢ”の後部座席
バックシートも大柄な私が座っても膝周りに若干の余裕があるので、軽自動車でも苦痛ではありませんでした。
トコットX“SAⅢ”の荷室
四角形にしたことで、室内空間も広く感じ、視界も良くとれるようになっているので運転が苦になりませんね。
ラゲッジスペースは4名乗車時ではかなり狭く、あまり大きな物を積むのは困難なですが、2名乗車時であればリヤシートを倒すこが出来るのでゴルフバックやトランクケースなどを積むこともできます。
小さい車ながらも細かい収納が8か所とUSB電源ソケットも2か所あるので、実用性の高い車だと思います。
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