トヨタ・シエンタハイブリッドXの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
今回試乗してきたのはトヨタの全チャンネルで販売しているシエンタです。
7人乗りのちょっとコンパクトなミニバンといった今までにあまりみないカテゴリーでしたが2015年に一度販売を終了し、パッソセッテに代替した歴史があります。
しかし顧客や販売店からの強い要望で9か月後に販売が再開されたちょっとしたドラマのある車なのです。(営業マンの思い入れも強いようでした)
今回販売された2代目からはハイブリッドもラインナップに加わりカワイイエクステリアとインテリアやシートアレンジの使い勝手の良さも評判で人気上昇中です。
試乗車はシエンタ・ハイブリッドX
今回乗せて頂いたシエンタのグレードはハイブリッドXの2WDです。
1500ccにモーターがついたタイプで他にもGというワンランク上のグレードもあります。
ガソリン車も3グレードありエンジンは1500ccと同じ排気量です。
価格帯はハイブリドが223万円~233万円、ガソリン車が169万円~198万円とかなり詰まっています。
私が足を運んだ販売店でのシエンタの売れ行きはハイブリッド:ガソリン車が5:5とほぼ互角のようです。
気になるシエンタのラインナップと価格は以下の通りです。
種類 | ハイブリッド | ガソリン車 | |||
---|---|---|---|---|---|
グレード | G | X | G | X | X“Vパッケージ” |
2WD | ¥2,329,855 | ¥2,226,763 | ¥1,980,327 | ¥1,816,363 | ¥1,689,709 |
4WD | – | – | ¥2,121,709 | ¥1,957,745 | ¥1,831,091 |
シエンタ・ハイブリッドXの外観
シエンタのエクステリアの特徴と言えば隈取りされたアクセントです。
フロントとリアバンパーの両端やサイドの一部をブラックやブルーのアクセントを施しているので一目みてシエンタとわかるようになっています。
今回はブラックのシエンタなのであまり目立ちませんが、ご近所さんのホワイトのシエンタは「パンダ」の様なカワイイ見た目です。
ポジションランプも特徴的で最近のトヨタ車では増えてきましたが、ライトの周りを縁取りした線のようなライトは優しい光を放っていて存在感もある良いデザインです。
フロントはアクアをベースに、リアはwishを低床にして設計しているのでトヨタの洗練された車の良い所が生かされています。
シエンタ・ハイブリッドXの内装
内装色は各グレードで2種類から選択できるようです。私が試乗したグレードはブルーブラックとフロマージュ(ベージュ)が設定されていますが、現車はブルーブラックでした。
個人的には好きな色ですが、シエンタの室内空間を広く見せる為にはフロマージュの方がいいのかなと思います。
また黄色や緑などの明るいボディーカラーにもフロマージュの方があっています。
あまり見慣れていないので驚いたのは、ダッシュボードの造形が上下二段になっていました。
頻繁に目にするメーター類は上下の視線移動が少なく済む高い位置に、頻繁操作が必要なエアコンスイッチなどは手の届き易い下段に配置されていてこだわりを感じます。
後部座席は段差のないフロア設計で歩いてきたその一連の動作のまま乗り込める様なイメージです。
体の曲げ方が不自然にならないので腰などへの負担も少なくお年寄りにも優しい本当に乗りやすい作りになっています。
2列目のシートは105㎜可動するので私の様な身長の高い男性が座ってもゲンコツ2つ分位は膝元にスペースを確保できます。
3列目にも座ってみましたが、2列目シートを全開に下げた状態では残念ながら座れませんでした。
しかし2列目を前に出した状態であれば座ることは可能、でも3列目は子供専用席っていう感じですね、大人や客人にはあまり勧めたくありません。
しかしながらシートの作りは厚みがありクッションも効いているので先代のシエンタの様な補助席の様な印象はなくなりました。
3列目への乗り降りの時には2列目のシートを折畳んで乗り降りしなくてならないので、正直面倒くさいと思ってしまいましたが、動作自体は力や煩わしさもなく意外と簡単にできました。
荷室も3列目まで使用した状態であっても大きなトランクは積むことができます。
3列目を2列目のシートしたに収納することができるので大きな荷物を積みたい時には段差がないフラットな床面にして広々と荷物を積むことができそうです。
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