ダイハツ「キャストアクティバG SAⅢ」の外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
今日試乗しようとしているダイハツ・キャストアクティバは、「生活を彩る自分仕様の軽自動車」をコンセプトに開発された軽自動車のクロスオーバーSUVです。
キャストはアクティバの他に、レトロ調をモチーフにしているキャストスタイルや、専用サスペンションでチューンナップしているスポーツテイストのキャストスポーツがあります。
今日は女性にも人気が高い、キャストアクティバに試乗しにダイハツへお邪魔しました。
燃費も低燃費でスタイルもカワイイと評判のキャストアクティバの実力をしっかり調査してきます。
試乗車はキャストアクティバ・G“SAⅡ”
今回試乗したのは、キャストアクティバのG“SAⅡ”というグレードです。
ノンターボ車で可愛らしいホイールがアクセントになっています。
エンジンは水冷直列3気筒の660cc、馬力は52PSで最大トルクは6.1㎏・mです。
軽自動車なのであまりパワーはありませんが、車両重量が840㎏しかないので十分です。
ボディーカラーはトリコオレンジメタリックという濃いめのオレンジで、幅広い年齢層に受け入れられそうなカラーリングです。
キャストアクティバは他にも2つのグレードがありますので、金額も紹介したいと思います。
価格(円) | Gターボ“SAⅡ” | G“SAⅡ” | X“SAⅡ” | X |
---|---|---|---|---|
2WD | 151万 | 141万 | 128万 | 122万 |
4WD | 164万 | 154万 | 141万 | 135万 |
キャストアクティバ・G“SAⅡ”の外観
キャストアクティバのエクステリアをみてみます。アクティバはクロスオーバーSUVなので可愛らしいキャストの味付けと、SUVのワイルドなゴツさが上手く融合したデザインになっています。
車の高さもSUVなので1630㎜となっており、キャストスタイルと比べても30㎜高く作られています。
ヘッドライトは丸目の可愛らしいデザインでBi-Angle LEDヘッドランプなので1灯でハイビームとロービームを切り替えるライトを採用しています。
このライトが優れもので、乗車人数や荷物による沈み込みでも、照射軸を上下方向に自動調節する機能も備えています。
フォグランプも可愛らしさを強調する丸型のLEDフォグランプにメッキバンパーガーニッシュをまとったデザインになっています。
キャストの中でアクティバと見分ける一番分かりやすいポイントにもなっている、フロントバンパーとリアバンパーのアンダーガードです。
凹凸のあるデザインでこのアンダーガードがあるからSUVらしさが更に引き立てられます。
リアのデザインもフロントデザインと共通してライトは丸目で統一しており、可愛らしさを残しています。
車高を高めにしてリアアンダーの隙間を大きくしているのでSUVらしさがしっかりとアピールされています。
リアのコンビネーションランプはインナーレンズを立体的に配置することで、奥行きのある印象的なデザインになっています。
アルミホイールはアクティバ専用の15インチアルミが装着されています。ブラック基調のアルミで、周囲はシルバーで縁取られいるモダンなデザインになっています。
格好良すぎない程度に抑えて、可愛らしさを薄れさせないようにという配慮が感じられます。
キャストアクティバ・G“SAⅡ”の内装
キャストアクティバのインテリアは、ボディーカラーと同色のインテリアアクセントカラーをメーカーオプションで付けることができます。
試乗車もこのオプションが装着されており、トリコオレンジメタリックがブラック基調の内装に良いアクセントになっています。
アクセントカラーは、ダッシュボート、ドアのソフトパット、エアコンの吹き出し口に施されており、割合も多すぎず少なすぎず丁度良い加減になっています。
ステアリングは革巻チルトステアリングホイールで、メッキオーナメントとシルバー加飾が施されています。
加飾されることでワイルドな印象が与えられており、ステアリングスイッチもゴチャゴチャしていないので良いですね。
エアコンの吹き出し口もセンターコンソールと運転席側/助手席の吹き出し口のデザインを変えており、センターは長方形、両サイドは丸型という形の違いがインテリアのアクセントになっており、オシャレさをUPしています。
メーター類は王道のアナログツーメーターとインフォメーションディスプレイの組み合わせ。
タコメーターとスピードメーターはアナログ、シフトポジションやトリップメーター、燃費計、時計、燃料計はインフォメーションディスプレイでデジタルになっています。
シートはブラックにシートサイドをシルバーでアクセントをつけたシートになっており、一見ベンチシートっぽくなっていますが、シートサイドはしっかりとホールドを付けてあります。
座ってみてもホールド感はありますので、カーブなどを走行する際にお尻が流されてしまうようなことはありません。
後部座席も足元はゆったりしているので乗り心地は悪くありません。
しかしながら荷室が狭いので、座席スペースをしっか確保すると荷室がつぶれてしまうのは承知しておかなくてはなりません。
シートアレンジは4パターン
キャストアクティバのシートアレンジは、後部座席を折りたたむフルラゲージモード、後部座席を半分倒すハーフラゲージモード、助手席を倒したフロントサイドフラットモード、駐車時に休憩などで活用できるロングソファーモードの4つのアレンジが可能です。
女性ターゲットで作られている車なので、収納スペースもしっかり備わっています。
フロントセンターアームレストにはボックスが付いており、オーバーヘッドコンソールにはサングラスを収納、その他シートバックポケットにワンプッシュ式のドリンクホルダー、助手席には大型アンダートレイが備えられています。
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