ダイハツ・ミライースX SAⅢの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
今日試乗するのは、2017年5月にフルモデルチェンジをして販売を開始した2代目のミライースです。
人気俳優を起用したCMも話題で、進化した安全性能「スマートアシストⅢ」を搭載するなど人気の要因は盛りだくさんです。
販売台数も1ヶ月で9000台の受注目標としていた所、2倍以上の20,000台の受注を受けているとダイハツも発表しており、まだまだ販売の勢いは留まることをしりません。
今日は新しく販売されたばかりのミライースに乗ってみたいので、近くのダイハツで試乗してきました。
試乗車は新型ミライース・X“SAⅢ”
今回試乗したミライースはX“SAⅢ”というグレードで、価格は108万円です。グレードとしては上から2つ目のグレードで、主な装備はLEDヘッドランプや電動格納式のカラードドアミラー、その他メーターやドアノブ、シフトレバー、エアコンレジスターノブにメッキを多く採用しています。
ボディーカラーはスカイブルーメタリックで爽快感と透明感のある青色で、万人に好かれるカラーリングです。ミライースはその他にもパールホワイトやプラムブラウンクリスタルマイカなどのオプション色をはじめ、全9色のカラーラインナップになっています。
ミライースは自家用で使う用途のほか、企業の社用車として使われる用途も多いので、グレードも多種にわたっています。以下で各グレードの価格は確認してください。G“SAⅢ”からLまでは自家用で使う車で、B“SAⅢとBはビジネス用途に最適とされています。
価格(円) | G“SAⅢ” | X“SAⅢ” | L“SAⅢ” | L | B“SAⅢ” | B |
---|---|---|---|---|---|---|
2WD | 120万 | 108万 | 93万 | 87万 | 90万 | 84万 |
4WD | 133万 | 120万 | 106万 | 100万 | 103万 | 97万 |
新型ミライース・X“SAⅢ”の外観
ミライースのエクステリアをみていきましょう。今までのミライースは丸みを帯びたデザインで女性的な印象でしたが、2代目のミライースは直線的なシャープな印象を強く感じる作りになっています。
また、フルモデルチェンジをしたということもあり、フロント部のデザインも大きく変えてきています。特にヘッドライトは鋭く切り込みされてバンパーに向けて入れ込んだデザインにしているので、力強い印象に変わっています。
バンパーも窪みの付け方が良いのでエアロスカートを付けているようなデザインで好印象です。
今回試乗したミライースにはフォグライトが付いていませんが、バンパーにフォグライトのカバーがなく、蓋をした様な見た目でないところも個人的には評価できます。
リアのデザインは、リアコンビネーションランプの周りにちょっとした遊び心があり、カーボン調に施されています。
通常であればプラスチックの無塗装素材になっており、経年劣化すると段々白みがかかって格好悪くなりますが、これならばちょっとしたオシャレでスタイリッシュになりますね。
その他デザインには大きなポイントはありませんが、パンパーに窪んだラインが入っているのはアクセントになって立体感を演出しているので、若干グレードの高い車にも見ることができます。
ホイールは14インチと大き目にはなっていますが、ホイールキャップであることと、デザインがありきたりなのが少し残念です。
低価格の大衆車なので仕方ありませんが、リアのカーボン調の様な遊び心があるのであれば、もう少し頑張って欲しいです。
新型ミライース・X“SAⅢ”の内装
インテリアの印象は白と黒をベース色としたツートンインパネで、白黒の明暗を上手く活用しており、価格帯よりも上質に見える作りになっています。
まず気になってしまうのは、プッシュエンジンスタートが付いていない。
未だ鍵を回さないといけない仕様です。一番グレードの高いG“SAⅢ”は標準装備ですが、それ以外のグレードはついていません。
メーター周辺やドアノブ、シフトレバー、エアコンレジスターノブにメッキを施している所はアクセントになっていて上質感を演出しています。
しかしエアコンがオートでなくマニュアルのダイアル式なのはデザインの面からみても少し残念です。
エアコンパネルの作りもプラスチック感が満載なので、せめてダイアルの素材にこだわるか、自家用で使うグレードにはオートを標準化することが必要ではないでしょうか?
エアコンの横についているシフトノブは、エアコンとは対称的にしっかりした作りになっており、チープさを感じません。
収納スペースは小さい車ながらも工夫して確保しています。インパネのロングアッパートレイやセンターフロアトレイは小物のみならず、ティッシュペーパーの箱なども置くことが出来るので非常に便利です。
その他の収納としては、エアコンの吹き出し口の前に掘り込み式のインパネドリンクホルダーや地図や雑誌などを収納できるドアポケット、インパネに袋を掛けることができるショッピングフックなどがついています。
新型ミライースの運転席
運転席はシートのヒップポイントが下がっており、頭上空間のゆとりと前方視界が広くなっており、居住性と視認性が高いと感じました。
新型ミライースの後部座席
後部座席は、軽自動車なのでかなり窮屈さを感じるかなと思いましたが、大柄な体格の男性であっても姿勢良くしていれば座ることが可能です。
新型ミライースの荷室
荷室スペースは、2名乗車時に後席を前に倒してしまえばフルフラットにすることができ、収納力も抜群にあがります。ビジネスユースで使用する方も多いので、荷室ルームの収納容量はかなり大事ですね。
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