三菱RVRアクティブギアの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
初代の販売当初はトールワゴンでありながらオフロード走行を得意とした独自路線が受けていたRVR。
そのRVRは2010年に新型SUVとして生まれ変わって発売されました。
以前はトールワゴンであったので、スライドドアが装備されていましたが、新生RVRではスライドドアは装備されず、完全にスポーツギアを継承したSUVとして販売されています。
最近では装備されている車が増えている衝突被害軽減ブレーキシステムなどの予防安全技術「e-Assist」も搭載されて更に進化しています。
今回は2017年10月のマイナーチェンジの際に登場した「アクティブギア」を是非一度見ておきたくて三菱自動車のお店に足を運んできました。
試乗車はRVR『アクティブギア』
今回見せて頂いたのはRVRアクティブギア2WDです。この車はRVRの特別試乗車となっており、アウトドアシーンでスタイリングをより力強く強調する専用のオリジナルパーツを装着した仕様です。
オレンジを多用した内外装が特徴で、装備を充実させたい方にはお買い得なパッケージングになっています。
1.8LのMIVECエンジン、139馬力
RVRのパワートレインは1.8LのMIVECエンジンを採用しており、最高出力は139ps/6000rpmで最大トルクは17.5kgf・m/4,200rpmです。
ボディーカラーはブラックマイカでオレンジのアクセントがブラックと相まっており、違和感なく目立っていました。アクティブギアではその他にホワイトパール(有料色)とチタニウムグレーメタリックを選択することもできます。
RVR(アクティブギア以外)のカラーラインアップは他にもスポーティーに見えるブルー系の「ライトニングブルーマイカ」や女性にも人気の「レッドメタリック」、その他にも「クールシルバーメタリック」など全6色のカラーラインナップになっています。
RVRの価格は205万~
今回見せて頂いたRVRの『アクティブギア』2WDの販売価格は245万円でしたが、他にも様々なグレードを用意されているので、グレードと価格をみておきましょう。
(円) | M | G | アクティブ・ギア |
---|---|---|---|
2WD | 205万 | 225万 | 245万 |
4WD | 229万 | 248万 | 269万 |
RVR『アクティブギア』の外観
ここからはRVRのエクステリアについて見ていきます。まずフロントマスクから。マスクは三菱車の特徴的な顔つきで攻撃的な印象を強くうけます。
ヘッドライトよりもグリルが前に迫り出しているところやグリル周りにシルバー加飾でアクセントを設けているところがとても格好いいですね。
フロントスキッドプレートはブラックなので車体のカラーに溶け込んでいますが、装着されていることでSUVらしさが増しています。
フォグランプは標準で装着されており、オレンジのアクセントプレートが装着されているのもワンポイントです。
サイドはオレンジ色のサイドデカールとアルミホイールデカール、カラードミラーがオレンジでまとめ上げらているので目立ちます。
17インチ真黒なアルミホイール
アルミホイールも17インチの真っ黒なホイールが装着されており、他のグレードには無い特別感があります。
リアのデザインはシンプルです。コンビネーションランプは一昔前のアウディっぽいデザインでスタイリッシュですが、それ以外に目立つ点はありません。
アクティブギアはオレンジ色のリアアンダーガーニッシュや大型テールゲートスポイラーが装着されているのでSUVらしさが滲み出ています。マフラーカッターも付いているので迫力が増しますね。
RVR『アクティブギア2WD』の内装
RVRのインテリアはブラックを基調としてオレンジのアクセントを加えたエクステリアと同じ様なカラーコンビネーションになっています。
運転席・助手席はシートヒーターつき
まずシートはブラック基調のスエード調素材と合成皮革で作られており、アクティブギアのトレードカラーのオレンジ色のステッチがあしらわれています。運転席にはパワーシートがついているので、微調整がとてもやりやすいです。
更に運転席と助手席には座面と背もたれ面にシートヒーターがついているので、冬の時期には嬉しい装備ですね。
アクティブギアはフロアマットも専用マットになっており、ブラックのマットにオレンジの縁取りが入ったオシャレなマットになっています。
高級感が漂うステアリング
ハンドルは本革巻きステアリングホイールで3本スポークです。革の質感とピアノブラックの質感がマッチして高級感が漂っています。
ステアリングにはクルーズコントロールのスイッチが付いており、車速40km/hから約100km/hの範囲内でアクセルを離して一定速度を維持することができます。
ステアリングホイールから手を離さなくても指先一つで簡単にシフトチェンジすることができるパドルシフトも付いています。
メーターは常時照明点灯タイプのハイコントラストメーターで立体的な奥行きがある2連の丸型メーターです。センター部にマルチインフォメーションディスプレイが配置されています。
センターパネルにはエアコンのルーバーとナビゲーション、エアコンの3連ジョグスイッチとシートヒーターのスイッチがついています。ジョグスイッチはアクティブギア仕様でオレンジのジョグになっており格好いいですよ。
パネルはピアノブラック調の光沢があるパネルが付いています。エアコンのルーバーにはシルバーの枠が飾られており質感をさらに上げています。
シフトノブとハンドブレーキは本革巻きになっており、ステアリングと同様にオレンジのステッチが施されています。シフトノブ周りはカーボン状になっておりスポーティーな印象です。
若干窮屈な後部座席
後部座席はあまりゆったりしておらず、若干窮屈な感じもあります。私の身長は180cm位ありますが、膝周りはギリギリ膝が前席シートに当たらないくらい、頭周りは圧迫感があります。車高が高い車ですが、床の位置も高いので、車内空間は若干狭く感じます。
荷室はフルフラットにできる
シートはリクライニングしませんが、荷物が多い時には後席シートを6:4分割で前に倒すことができます。フルフラットにすることができるので荷物は十分積載することが出来ると思います。
ラゲッジルームも座席を倒した状態ならば荷室幅は1000mm奥行は1510mmと大容量になっています。ラゲッジルームのフロア下にも収納スペースがあります。
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