ホンダ・フリード+ハイブリッドEXの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
今回試乗したのは2016年9月にフルモデルチェンジを果たしたフリード。
フリードスパイクとフリードFLEXの後継車として新たに設けられた2列シートのフリード、それがフリード+なのです。
今回は3列シートのフリードではなく、2列シートのフリードの居住空間や荷室、それにハイブリッドの走行性能が気になりホンダのお店に足を運んでみました。
試乗車はフリード+ハイブリッドEX
今回試乗した車はフリード+ハイブリッドEXの2WD、ボディーカラーはシトロンドロップと鮮やかな黄色でした。
最初は少し派手な色だなと思いましたが、ディーラーを出るころには見慣れてしまったのか、良い色に思えてしまいました。
価格
今回試乗したハイブリッドEXは、ホンダの安全性能「ホンダセンシング」が搭載された最上級グレードで車両本体価格は2,676,000円です。他にもベースグレードのBや中間モデルのGもありますので以下で価格を紹介します。
価格(万円) | B | G | Gホンダセンシング | ハイブリッドB | ハイブリッドG ホンダセンシング | ハイブリッドEX ホンダセンシング |
---|---|---|---|---|---|---|
2WD | 190万 | 200万 | 212万 | 227万 | 250万 | 267万 |
4WD | – | 232万 | 235万 | – | 274万 | – |
フリード+ハイブリッドEXの外観
フリード+のエクステリアはシャープなヘッドライトとクリアグリルの一体化でホンダ特有の顔つきに仕上がっています。今はホンダ車と言えばこのマスクです。
リアのデザインもシンプルで全体的に万人受けしそうなデザインに仕上げています。
今回試乗したフリード+のホイールはアルミホイールだったので足元がスタイリッシュな印象を受けましたが、ハイブリッドEXかオプションセットのSパッケージにしないとホイールキャップになってしまいます。
ホイールキャップだと商用車とか安いコンパクトカー見たいなイメージであまり格好良くありませんね、だからホイールは絶対アルミがおススメです。
フリード+はこのアルミホイール以外にエクステリアでは、目立った違いがありません。他の車種ならばグリルのデザインが違ったり、バンパーがエアロになっていたりとちょっとした違いがありますが、違いが少ないのが少し残念です。
ボディーカラーは全9色です。明るい色は「ブルーホライゾン・メタリック」や、今回試乗した「シトロンドロップ」になります。この2色はかなり目立つのでディーラーでも展示しているお店が多いですね。
他の色は落ち着いたメタリックやパール系の色が多く、私個人としてはフリードと言えばグレーという印象が強いので「ルナシルバー・メタリック」が合っているように感じます。
フリード+は5人乗り仕様になっていますが、5人乗りにしてはサイズが大きいです。まあ同じサイズで7人乗り仕様があるのですから当然と言えば当然ですが、全長4265㎜全幅1695㎜全高1710㎜です。高さがある分かなり大きく見えますね。
フリード+ハイブリッドEXの内装
インテリアは内装色によって大きく印象が変わります。私個人のおススメはブラックです。フリード+にはブラックのファブリックシートとコンビシートしか設定が無いため、どちらにしてもいい色です。
もしフリードをご検討の方はベージュが選択できますが、あまりおススメできません。内装は白系の色ならば広く感じますが、安っぽい質感になってしまいます。
ハンドルは本革巻きステアリングホイールなので見た目もスポーティーです、実際握った感じも手に馴染んでくれるのでいいですね。
シフトレバーはハイブリッド専用の仕様で、青色のメタリック系の色です。パネル色が黒なので映えています。レバーのデザインもハイブリッドは近未来的で遊び心を感じます。
何よりポイントUPなのは、シフトをどのポジションに入れているかがランプで確認できる所です。
最近のシフトノブはポジションの位置は示してありますが、今どこに入れているのかが分かりません。メーターを見れば分かりますが、癖でシフトを見てしまうのです。
フリード+はアクセサリーソケットが充実しています。前席にはHDMIや1.5Aと1Aのソケットがあり、荷室にも12Vのソケットがあります。車内でスマホ充電をするにもソケットの取り合いになりませんね。
ロールサンシェードもハイブリッドEXにはついており、その他魅力的な装備としてプラズマクラスターのフルオートエアコンやIRカット・UVカット機能付きのガラスなどあげられます。
フリード+の荷室開口部はロングテールゲート&超低床フロアでとにかく広いです。地上から開口部までは335㎜しかないので荷物の積み下ろしは楽です。
荷室内もユーティリティボードで2段になっているので使い勝手もよく、無駄なスペースを生みません。
ダブルフォールダウン機構で2列目を跳ね上げれば、足元に席を収納できるのでフラットにして布団を敷いて寝る事も可能です。
後部座席は少し狭く感じました。全高は高く荷室も低床な割には後部座席の車内高は1275㎜しかありません。
これは燃料タンクやハイブリッド機構が足元に詰まっているからです。後部座席に乗り込む時も、お年寄りや子供には少しハードルが高いかもしれません。
座席に座った時の膝周りも若干狭く、座っている時は姿勢良くしていればいいのですが、リラックスした姿勢になるとちょっと窮屈です。
乗り降りの時の移動も若干面倒に感じるかもしれません。
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