GT-Rは2007年12月に日本で発売が開始され、スカイラインGT-Rの後継車種になります。初代スカイラインGT-Rから数えるとは6代目になり、度となく改良が施されてきましたが、2016年7月にはボディ・エンジン・エクステリア・インテリアなど大規模なマイナーチェンジが行われています。
GT-R専用VR38型ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は570馬力・最大トルクは65.0kgmとパワフルなスペックの割には、価格はエントリーグレードで996万円と1,000万円を切る設定になっています。最も高いNISMOでも1,870万円となっており、スペックから考えるとかなりお買い得な車種になります。
GT-Rのメリット
①ゴルフバッグも2つOK
新型GT-Rのトランクルームは、奥行き660mm×幅940mm×高440mmと、外観から想像するより広めのスペースが確保されています。ホイールハウスの張り出しがあるため、床面はフラットではありませんが、ゴルフバッグ2セット収納する事も出来ます。
スーツケースだと特AサイズとCサイズを1つずつ積み込む事が可能となっており、使い勝手は悪くありません。また荷物を固定する可倒式のフックが左右3ヶ所ずつ用意されているのも嬉しいポイントです。
②996万円とコスパ良し
エントリーグレードが996万円と1,000万円を切る価格に抑えた新型GT-Rは、走行性能から考えるとかなりお買い得な車種になります。もちろん日本のスポーツカーの中ではかなり高い部類になりますが、海外のライバル車に比べれば割安な価格設定です。
同じようなスペックでは、ポルシェ911ターボSが2,400万円オーバー・フェラーリでは3,200万円オーバーということを考えると、コストパフォーマンスはかなり良い方と言えます。
③旧型+20馬力の570馬力
GT-R専用VR38型ツインターボエンジンを搭載する新型GT-Rは、旧型モデルから20馬力アップし、最高出力は570馬力・最大トルクは65.0kgmと脅威のスペックを実現しています。
ライバル車のアウディR8が540馬力・ポルシェ911が560馬力となっており、それすらも上回っています。最高速度は320km/hで0-100km/h到達タイムは、わずか2.7秒と世界でもトップ10に入る走行性能ととなっています。
④1~2人乗りなら十分快適
新型GT-Rは、室内(長1,730mm×幅1,895mm×高1,095mm)とスポーツカーとしてはまずまずの広さを確保しています。また前席はウレタンパッドが厚く、上半身を面で支える構造で、理想のドライビングポジションとなっています。
後席は前席と同様に本革シートが使われており、クッション性も良く短距離の移動なら問題ありません。ただ長距離となると大人が座ると足元・頭上空間に余裕がなく、圧迫感があり結構つらいです。普段は1~2人使いで、エマージェンシー的な使い方くらいがちょうど良いかもしれません。
GT-Rのデメリット
①8.8km/Lは微妙な数値
GT-R専用VR38型ツインターボエンジンを搭載した新型GT-Rは、気筒別点火時期制御を採用した事により高出力と燃費性能を同時に向上し、JC08モードで8.8km/Lの低燃費を実現しています。一応旧型からはわずか0.2km/Lですが向上しています。
実燃費では5.0km/L~7.0km/L程度となっており、スポーツカーとしてはまずまずの数値ですがハイオク仕様と言う事もあり、燃料費だけでも結構かかります。
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