新車情報

スバル・インプレッサ(新車情報)価格192万~、燃費18.2km/L

新型インプレッサは、2016年10月に2.0L車が1.6L車は2016年12月に日本で発売が開始され、現行モデルで5代目になります。ラインアップは、セダンタイプのG4とスポーツタイプのSPORTの2モデル展開されており、全グレードに先進の予防安全装備であるEyeSight(ver.3)が標準装備されています。

プラットフォームには、13年ぶりに刷新したSUBARU GLOBAL PLATFORMを採用しており、操縦応答性・操舵安定性が向上したほか、乗員保護性能も高くなっています。またボディー構造の最適化と高張力鋼板の配置により、衝突安全性能も向上しています。その他にも歩行者保護エアバッグを日本で初めて採用するなど、安全性能では他社を1歩リードしています。

インプレッサスポーツの試乗レポはこちら

インプレッサのメリット

①旧型より割安な設定

1.6Lモデルが192万円~・2.0Lモデルが216万円~の新型インプレッサ(スポーツ・G4共に同じ)は、旧型モデルと比較すると1.6Lが159万円~・2.0Lが191万円~となっており、一見割高な印象を受けます。

しかし新型は安全装備などが充実しており、同じアイサイトが搭載したモデルで比較すると、むしろ新型の方が割安な設定となっています。(1.6Lで旧型アイサイト搭載は213万円)この充実した装備で200万円を切る設定はかなりお買い得なので、おススメです。

②女性でも扱いやすい車種

新型インプレッサスポーツは、全長4,460mm×全幅1,775mm×全高1,480mmと扱いやすいサイズに仕上げたほか、最小回転半径は5.3mと取り回しも良く、狭い路地や駐車場での運転も楽チンです。女性や運転歴の浅い方でも運転のしやすい車種なのでおススメです。

また一般的な機械式立体駐車場の高さ制限1,550mm以下をクリアしており、外出先での駐車場探しにも困りません。(G4は全長4,625mm×全幅1,775mm×全高1,455mm)

③予防安全性能は最高ランク

先進の予防安全装備アイサイトver.3を全車に標準搭載した新型インプレッサは、ステレオカメラで常に前方を監視し、必要に応じて車両を制御してくれます。2016年度に行った予防安全性能アセスメントでは、アイサイトver.3搭載車が「予防安全性能評価 ASV++」を獲得するなど、高い評価を受けています。

また歩行者保護エアバッグを国産車では初めて全車に標準装備するなど安全装備の充実しており、ライバル車を大きくリードしています。

④荷室容量は385Lと5L増加

5人乗車時の奥行きが810mm×幅1,090mm×高さ770mmの新型インプレッサスポーツは、旧型モデルより5L増加の385Lの荷室容量を確保しており、9.5インチサイズのゴルフバッグを3個載せる事が出来ます。(G4は460Lでゴルフバッグ4個積載可能)

ライバル車と比較すると、VWゴルフは2個・アクセラは3個となっていますが、後方視界が悪化する傾向があります。その点インプレッサは背もたれの上部を出ないので、視界を邪魔する事なく積載可能となっており、使い勝手は良いです。

⑤収納は大きく使い勝手良し

新型インプレッサは、ボックスティッシュを入れてもまだまだ余裕のある大型のグローブボックスや深さ190mm程度あるアームレスト内のセンターコンソールボックスなどちょっとした小物を入れられるスペースが備わっています。

この他にインパネ中央下に財布やスマートフォンが入りそうな大きめのセンタートレーなどもあり、決して収納が多いという訳ではありませんが、一つ一つが十分なサイズが確保されていて使い勝手は良好です。

インプレッサを中古車検索

インプレッサのデメリット

①燃費面ではアクセラに軍配

2.0L直噴エンジン & 1.6Lエンジン・アイドリングストップシステムなどを採用した新型インプレッサは、1.6LでJC08モード18.2km/L・2.0Lで17.0km/Lの低燃費を実現しています。しかし旧型モデルと比較すると、1.6Lはわずか0.6km/Lの増加に留まり、2.0Lに至っては0.6km/L悪化しています。

ライバル車のアクセラと比較すると、ディーゼル仕様の15XDが21.6km/L・22XDが19.6km/Lとかなりの差があります。燃料費も考慮するとその差はさらに大きくなり、燃費面ではやや劣っている感は否めません。

②パワー面ではアクセラ有利

1.6L・2.0L直列4気筒エンジンを搭載した新型インプレッサは、1.6Lが115馬力・15.1kgm、2.0Lが154馬力・20.0kgmとまずまずのスペックです。

ただ、ライバル車のアクセラと比較すると、15XDが最高出力105馬力・最大トルクは27.5kgm、22XDが175馬力・最大トルクは42.8kgmと圧倒的なパワーを誇ります。インプレッサも悪いスペックではありませんが、アクセラと比べるとパワー面ではかなりの差があります。

インプレッサスポーツの試乗レポはこちら

 

※ガリバーで非公開在庫が探せます。

メーカー別・試乗レポート一覧へ移動します。
トヨタホンダ日産スズキダイハツスバルマツダ三菱

ピックアップ記事

  1. スペーシアギア(外観・内装の評価)シート・荷室も防水のアウトドア仕様
  2. N-VAN+スタイルFUN(外観・内装の評価)フルフラットな荷室で車中泊にも◎
  3. トコットX“SAⅢ”(外観・内装の評価)死角が少なく視界良好で運転しやすい
  4. 新型ジムニーXC(外観・内装の評価)乗り心地は良くなったけど後部座席は狭い
  5. カローラスポーツ・ハイブリッドG“Z”(外観・内装の評価)後部座席は狭い

関連記事

  1. GT-Rの全体画像

    新車情報

    日産・GT-R(新車情報)価格996万~、燃費8.8km/L

    GT-Rは2007年12月に日本で発売が開始され、スカイラインGT-R…

  2. C-HRの全体画像

    新車情報

    トヨタ新型SUV「C-HR」の良い点・欠点(5人乗り・3ナンバー)HV車は30.2km/Lの低燃費

    新型C-HRは、トヨタが2016年12月に日本で発売が開始したクロスオ…

  3. 新車情報

    マツダ・新型ロードスターRF(新車情報)価格324万~、燃費15.6km/L

    新型ロードスターRFは、先代ロードスターRHTの後継機種の位置付けとし…

  4. NSXの全体画像

    新車情報

    ホンダ・NSX(新車情報)価格2370万~、燃費12.4km/L

    NSXは2005年12月に初代が生産終了していましたが、10年振りの2…

  5. アクセラの全体画像

    新車情報

    マツダ・アクセラ(新車情報)価格176万~、燃費30.8km/L

    新型アクセラは、2013年11月に日本で発売が開始され現行モデルで3代…

  6. 新車情報

    スバル・BRZ(新車情報)価格243万~、燃費12.4km/L

    BRZは2012年3月に日本で発売が開始された新型車になります。トヨタ…

最近の記事

  1. ザ・ビートル「デザインマイスター」試乗記、スムーズな加速でキ…
  2. VWビートル(外観・内装の評価)後部座席は窮屈、荷室は難あり…
  3. RAV4アドベンチャー2.0L試乗記(走り・加速性能)静かで…
  4. RAV4(外観・内装の評価)後部座席、荷室ともにゆったり広々…
  5. スペーシアギア試乗記(走り・加速性能)ターボとパドルシフトで…

最新!試乗レポ

  1. ワーゲン・ビートルの全体画像
  2. 新型RAV4の全体画像
  3. スペーシアギア「XZターボ」の全体画像
  4. ホンダ「インサイト」EXの全体画像
  5. MINIクロスオーバー・クーパーDの全体画像
  1. CX-8の全体画像

    マツダ

    CX-8 XD proactive(外観・内装の評価)3列シートで6・7人乗り
  2. 新型ミライースの正面画像

    ダイハツ

    新型ミライース X“SAⅢ”(外観・内装の評価)後部座席は若干狭い
  3. シビックタイプRの画像

    ホンダ

    シビックタイプR(外観・内装の評価)後部座席はそこまで狭くない
  4. エスクード全体画像

    スズキ

    エスクード1.6Lと1.4Lターボ(外観・内装の評価)後部座席の広さはそこそこ、…
  5. ステップワゴンスパーダハイブリッドG・EXの外観画像

    ホンダ

    ステップワゴンスパーダハイブリッドG・EX(外観・内装の評価)後部座席は窮屈さな…
PAGE TOP