新型アクセラは、2013年11月に日本で発売が開始され現行モデルで3代目になります。毎年のようにマイナーチェンジが行われているアクセラですが、2016年7月にはデザインの変更とともに1.5Lディーゼル車の追加、G-ベクタリングコントロールの投入など大幅改良されています。(2.2Lディーゼル車は同8月)
ラインナップは、1.5Lガソリン車・1.5Lディーゼル車・2.2Lディーゼル車・2.0L+モーターのハイブリッド車の4モデルから構成されており、11グレードと豊富な品揃えとなっています。
安全面では、先進の予防安全装備i-ACTIVSENSEの搭載により、予防安全性能評価で最高ランクのASV++を獲得・JNCAP衝突安全性能評価でもファイブスター賞を獲得しており、高い安全性能が魅力の1台です。
アクセラのメリット
①HV車は脅威の30.8km/L
1.5L・2.2ディーゼルエンジンを搭載した新型アクセラは、15XDがJC08モード21.6km/L・22XDが19.6km/Lと低燃費を実現しています。ライバル車のインプレッサと比較すると、1.6LでJC08モード18.2km/L・2.0Lで17.0km/Lとなっており、アクセラの方が勝っています。
また2.0Lエンジンと高性能モーターを組み合わせたハイブリッド車では、脅威の30.8km/Lを記録しており、燃費を重視するならアクセラがおススメです。
②安全性能は最高点で第1位
先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を搭載した新型アクセラは、平成28年度自動車アセスメント予防安全評価において最高ランクの「ASV++」を獲得、新・安全性能総合評価でも最高ランクのファイブスター賞も獲得しています。
また2016年12月1日の国土交通省による発表では、自動ブレーキによる衝突防止性能の評価結果で、アクセラが最高点で第1位に輝いており、安全性能はピカイチです。(トヨタ、ホンダ、マツダ、富士重工業、スズキの5社11車種が対象)
③22XDは驚きの42.8kgm
1.5L・2.2ディーゼルエンジンを搭載した新型アクセラは、15XDが最高出力105馬力・最大トルクは27.5kgm、22XDが175馬力・最大トルクは42.8kgmと圧倒的なパワーを誇ります。
ライバル車のインプレッサと比較すると、1.6Lが115馬力・15.1kgm、2.0Lが154馬力・20.0kgmとなっており、アクセラの方がパワフルなスペックです。走りを楽しみたいなら、走行性能に優れたアクセラがおススメになります。
④スポーツにはMT仕様も用意
新型アクセラは、ガソリン仕様には1.5L直列4気筒エンジンを搭載、HV仕様は2.0L直列4気筒エンジンに高性能モーターの組み合わせたものを、ディーゼル仕様には1.5L・2.2L直列4気筒ディーゼルターボを採用しています。今時のコンパクトカーでは珍しいディーゼル仕様を初め、4モデル展開と豊富なラインアップが魅力です。
またスポーツグレードには、根強い人気のあるマニュアル仕様も用意されており、幅広い客層をカバーしています。
⑤364Lと十分な荷室容量
5人乗車時の奥行きが890mm×幅1,025mm×高さ750mmの新型アクセラスポーツは、364Lの荷室容量を確保しており、9.5インチサイズのゴルフバッグを3個載せる事が出来ます。(セダンは419L・HV車は319L)
リアシートを倒すと奥行きは最大で1,720mmまで拡大し、大きな荷物でも沢山載せられます。またトランクフロアとシートに段差も生じない作りになっているので、使い勝手も良いのも嬉しいポイントです。
アクセラのデメリット
①後席は足元・頭上共に余裕なし
室内(長1,845mm×幅1,505mm×高1,170mm)の新型アクセラは、一回り小さいデミオにそれぞれ+40mm・+60mm・-40mmといった程度でお世辞にも広いとは言えません。特に後席が狭く子供が乗る分には良いですが、大人の男性だと足元・頭上空間共に余裕がなく圧迫感があります。
ライバル車のインプレッサと比較してみても、室内(長2,085mm×幅1,520mm×高1,20mm)となっており、全ての項目で劣っています。
②バックモニターは必須か
全(長4,470mm×幅1,795mm×高1,470mm)の新型アクセラは、扱いやすいボディーサイズに抑えてあるのですが、デザイン性を重視したためかあまり視界は良いとは言えません。前方視界ではフロントのボンネット部分が長く、見切りは良くありません。また三角窓も付いておらず、右左折時には注意が必要です。
側・後方視界では、サイド・リアガラスの面積が小さく、死角になる部分が生じます。出来ればバックモニターは、付けておいた方が無難かもしれません。
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