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VWシャラン(外観・内装の評価)後部座席の3列目もそこそこ広い

VW「シャラン」TSIハイラインの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。

数多くの名車を輩出していることで有名なドイツ、数ある有名メーカーの中でも日本に馴染みが深く愛されているフォルクスワーゲン。

「シャラン」TSIハイラインの全体画像

ドイツのアウトバンを高速で走り抜けても疲れにくい運転のしやすさには定評があります。

さらに30万キロ以上走行しても今なお現役で走り続けることができる車もざらではありません。

車本来の運転の楽しさ、いつまでも乗り続けることができる耐久性、そして最近はさらにスタイリッシュになってきたデザイン性、そんな個性に魅了されてしまい、連日フォルクスワーゲンのお店に立ち寄ってみることにしました。

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試乗車は「シャラン」TSIハイライン

「シャラン」TSIハイラインの運転席周り

今回試乗させて頂いたシャランは3つあるグレードのうち、今回はTSIハイラインでした。このグレードはシャランの中でも一番ハイグレードで価格は4,744,000円からとなっています。

このグレードの特徴は質感の高いアルカンターラ&レザーシートを採用していることです。またテールゲートはパワーテールゲートになっておりリモコンキーや運転席からでも操作ができます。

さらの3段階に温度調整が可能なシートヒーターを運転席と助手席にも装備している装備内容が充実したグレードとなっています。

私が試乗したシャランのボディーカラーはアトランティックブルーメタリックで落ち着いた雰囲気がアラフォーの私にはビビッときちゃいました。

ボディーカラーは全6色でホワイト系のピュアホワイトとホワイトシルバーメタリック、青系は試乗したアトランティックブルーメタリックとラヴェンナブルーメタリック、そしてブラックオークブラウンメタリックとディープブラックパールエフェクトです。

欲しい物は付いていると定評があり、装備が充実しているTSIハイライン以外にもシャランには2グレードありますので、価格を見ておきたいと思います。

(円)TSIトレンドラインTSIコンフォートラインTSIハイライン
2WD364万399万474万

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「シャラン」TSIハイラインの外観

「シャラン」TSIハイラインの全体画像

エクステリアデザインは伸びやかなフォルムが美しいワゴンタイプです。存在感を主張しつつ、優美な雰囲気を醸し出しています。

まずフロントデザインは外側に向けて大きくなる台形のヘッドライトに2本の横ライン状のグリルが大きなワゴンタイプの車体の中にスポーティーな一面を出しています。

「シャラン」TSIハイラインの前面画像

ヘッドライトはバイキセノンヘッドライトを採用しており、ハロゲンライトの2倍の光量で、より遠く広い範囲を照らしてくれます。

このライトは車体の傾きに反応して上下の光軸を自動で調整してくれるオートハイトコンロール機能付です。

またポジションランプにはLEDを採用しており、精悍な個性をしっかりアピールしています。

リヤデザインはフロントデザインに比べてゆったりとしたデザインになっています。コンビネーションランプはLEDのライン状のライトで穏やかな光を放っています。

「シャラン」TSIハイラインの後方画像

フォルクスワーゲンの「VW」のエンブレムも大きく存在感があります。

ハイラインだけパワーゲートリフトが付いているので至るところからリモコンキーで開閉することができるので、荷物の載せ下げもラクになりますね。

「シャラン」TSIハイラインの横後方画像

ルーフにはシルバールーフレールが標準装備で付いており、オプションで電動パノラマスライディングルーフを付けることもできます。ちなみに今回の試乗には付いていなかったので少し残念。

足回りは5本スポークの17インチアルミホイールを装着しており、デザインも奇をてらった感じでないので好感が持てます。

ただ切削光輝などの光沢があるアルミホイールの方がフォルクスワーゲンの高級感を更に増すことができるのではないでしょうか?

比較的コンパクトカーが主流のフォルクスワーゲンなので中々見慣れないシャランですが、大きいだけではなく、デザインへのこだわりも詰まっている興味深い車です。

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「シャラン」TSIハイラインの内装

インテリアはアルカンターラ&レザーシートのコンビネーションが大人ウケしそうなシートに仕上がっています。

「シャラン」の前席

「シャラン」TSIハイラインの運転席画像

運転席と助手席はスポーツコンフォートシートとなっており、運転席はリクライニングがパワーシートになっておりシートヒーターも付いています。

「シャラン」TSIハイラインのハンドル画像

コックピット内はステアリングが3本スポークの本革巻きステアリングホイールになっており、メーターもオーソドックスなアナログ2連メーターでセンターにマルチインフォメーションディスプレイを備えています。

「シャラン」TSIハイラインのメーター画像

センターコンソールには上からナビゲーション、中段にエアコンの操作パネル、そして下段には安全装置の入切スイッチなどが配置されています。

「シャラン」TSIハイラインのエアコンスイッチまわり

シフトレバーは本革巻きでブーツも革になっています。シルバーのパネルによって高級感を増しているだけでなく、電動パーキングブレーキを採用したことで機能的にも向上しています。

「シャラン」TSIハイラインのシフトノブまわり

ウィンカーは慣れませんね、配置が左右逆さまになっているので、試乗を始めて間もなくはワイパーを起動させる失態をやらかしてしまいました。

ヘッドライトやフォグランプのスイッチはステアリング右側についており、ジョグダイアル式になっています。

「シャラン」の後部座席(2列目3人乗り)

「シャラン」TSIハイラインの2列目の画像

リアシートは3席がそれぞれ独立しており、大人が3人座っていてもスペースはかなり余裕があると思います。座ってみると膝周りや足元の窮屈さも全くありません。

「シャラン」TSIハイラインの2列目足元の画像

前席のシートバックには折りたたみ式のシートバックテーブルがついているので、ちょっとした軽食を摂るのには利便性が高いです。

「シャラン」TSIハイラインのシートバックテーブル画像

カップホルダーも2列目と3列目のサイドポケットにあります。

「シャラン」の後部座席(3列目2名)

「シャラン」TSIハイラインの3列目からの風景

3列目シートは薄いですが、足元のスペースはそこそこ広くとられています。

ファミリーでの利用であれば子供を3列目に載せてドライブするのには丁度よいサイズだと思います。

大人でも狭くありませんが、2列目よりは窮屈さを感じると思います。

「シャラン」の荷室は300Lの容量

「シャラン」TSIハイラインの荷室画像

ラゲッジスペースは3列目を使用している時でも、底面が深く収納容量は300Lも確保できます。

更に2列目3列目はシートを倒してフラットにすることもできるので、キャンプや旅行に行くときのある程度の大荷物は積載することが可能です。

「シャラン」TSIハイラインの3列目シートを格納した状態

「シャラン」TSIハイラインの2、3列目を収納した状態の荷室

2列目、3列目を折り畳むと最大2297Lも積めるのみならず、助手席を倒すと2.95mの長い物を収納することができます。豊富なアレンジに対応できるのも嬉しいですね。

乗り込む時のスライドドアは電動なので子供でも開け閉めが便利です。ピラーに押しボタンがあり、ワンタッチ操作で開閉ができるのもポイントアップです。

「シャラン」TSIハイラインのスライドドア開閉ボタン

スライドドア自体に厚みがあるので、音も入り込みにくく静かに感じます。

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