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VW「シャラン」TSIハイラインの試乗記(走り・加速性能)1.4Lターボで伸びのある力強い加速

VW「シャラン」TSIハイラインを実際に試乗運転してきた感想を書きたいと思います。

「シャラン」TSIハイラインの運転席画像

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「シャラン」TSIハイラインの走行性能

「シャラン」TSIハイラインの全体画像

まずシートに座って感じることは、背中がしっかりフィットして背筋もすーっと伸びることです。

フォルクスワーゲンの他の車種でも同じ様な感覚を得ますので、まぎれもなくフォルクスワーゲンに乗っていると実感することができます。

早速エンジンをかけて走らせてみると音が凄く静かです。エンジンをかけていても外から音が入り込んできません。実際に走らせた時の静粛性も期待できそうで楽しみです。

「シャラン」TSIハイラインのハンドル画像

ディーラーから出るとさっそく加速させるチャンスが訪れました。アクセルを少しだけ踏んでみると期待以上に加速が伸びていきます。

シャランは1.4Lターボと聞いていたので思っていた加速と実際の加速のギャップに驚いてしまいました。

1.4LのTSIエンジンはシリンダー内に必要な量だけ直接燃料を噴射する直噴技術と、効率良く多量の空気を送り込む過給機、この2つを組み合わせたシステムにより、優れた燃料効率と高トルクを発揮しています。

「シャラン」TSIハイラインのシフトノブまわり

最高出力は150PS/5,000~6,000rpmで最大トルクは25.5kgf・m/1,500~3,500rpmという1.4Lありながら素晴らしいバランスのエンジンに仕上がっています。

そして加速は力強いだけでなく、滑らかで切れ目のない気持ちいい加速が味わえるのです。なぜこんなに滑らかなのかを聞いてみると、トランスミッションに秘密があると教えてもらえました。

トランスミッションは「DSGトランスミッション」を採用しており、マニュアルギヤボックスを基本とした2つのクラッチを持つトランスミッションなのです。

これによりTSIエンジンとの組み合わせでより優れた燃焼効率とCO2の排出量の削減を実現しています。

シャランにはブルーモーションというアイドリングストップシステムを搭載しており、今回の試乗でもストップ&スタートは何度かありました。

ストップは停車後1秒程度でエンジンがストップし、スタートはブレーキから足を離してすぐにブルンという振動と共に再始動します。

私も国産のアイドリングストップ車に数多く乗ってきましたが、最近の国産のミニバンの方がスタート時の起動はスムーズに感じます。

「シャラン」TSIハイラインのメーター画像

乗車時に期待が膨らんでいた走行時の静粛性も思っていた以上に静かで感激しました。まるで国産の高級セダンに乗っているのと同じくらい静かで、その雑音やタイヤのノイズに至るところまで上手に処理されています。

1.4Lのエンジンで力強く伸びがありしなやかで上品な走りを体感できたシャラン、この走りは本当に虜になりそうです。

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「シャラン」の安全性能

「シャラン」TSIハイラインの前面画像

シャランの安全装備の内容はかなり豊富なラインナップになっており、主に3つのテーマに分かれています。

まず事故を起こさせない為の安全装備が11個も付いています。「アダプティブクルーズコントロール」「レーンキープアシストシステム」「ブラインドスポットディテクション」「プリクラッシュブレーキシステム」「リヤトラフィックアラート」「ダイナミックコーナリングライト」「リヤビューカメラ」「パークディスタンスコントロール」「ドライバー疲労検知システム」「ESC」「スタティックコーナリングライト」です。

「シャラン」TSIハイラインの3列目からの風景

万が一の事故の軽減につながる機能は、「9エアバック」「インテグレーテッドチャイルドシート」「ISOFIX基準適合」「高剛性ボディー」「フォースリミッター付シートベルトテンショナー」の5つです。

事故の際の二次被害を抑えるのが「ホストコリジョンブレーキシステム」「エマージェンシーストップシグナル」の2つのみです。

どの機能も欠かせないのですが、今回はこの中から「アダプティブクルーズコントロール」と「リヤトラフィックアラート」「ドライバー疲労検知システム」の3つを紹介したいと思います。

まず「アダプティブクルーズコントロール」はクルーズコントロールにセンサーを組み合わせたシステムで高度なレーダースキャンにより先行車を測定し、予め設定された速度までスピードを上限に自動に加減速を行います。

「シャラン」TSIハイラインの運転席周り

一定の車間距離を保ちながら走行するので、長距離走行でも疲労が蓄積しにくくなります。

2つ目は「リヤトラフィックアラート」です。バックで出庫する際の安全性を大幅に高めるシステムで、駐車位置から後退で発進する際、リヤバンパーに内蔵されたレーダーセンサーにより車両後方の交通状況をモニタリングします。

「シャラン」TSIハイラインの横後方画像

死角から接近してくる車両を検知した際には警告音でドライバーに注意喚起します。

最後は「ドライバー疲労検知システム」です。これはドライバーのステアリング入力や角度をモニタリングして通常の運転と違うパターンの動きがあると、マルチファンクションインジケーターの表示と警告音で休憩を促してくれます。

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「シャラン」の燃費・実燃費

今回試乗したシャランのJC08モードの燃費は15km/Lとなっています。これはあくまでもカタログ上の燃費であり、実際の燃費はどの程度なのか気になりますよね?今回は試乗時の実燃費やオーナーの口コミから読み取っていきます。

(km/L)TSIトレンドラインTSIコンフォートラインTSIハイライン
JC0815.015.015.0
実燃費9.59.59.5

今回試乗した際のシャランの実燃費は約12kmの走行で9.1km/Lでした。実は今回はフォルクスワーゲン2回目の来店で試乗をさせて頂き、軽く商談もさせて頂いた関係で少し長めに試乗させて頂きました。

実際のオーナーの口コミを見ると大体8.3km/L~11km/L位で走行されている方が多い様に見受けます。このサイズのミニバンでハイブリッドでないことを考慮すれば9.5km/L走行できればまずますの結果だと思います。

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「シャラン」の試乗記まとめ

今回試乗したフォルクスワーゲンのシャランはエクステリアもインテリアもシンプルでありながら上質感があり良い車だと思いますが、国産車のミニバンと比較すると、ウォークスルーが出来ないことや、2列目のキャプテンシートが無い点で若干見劣りする面もありました。

しかし走行性能で見ると、国産車の1.4Lターボでここまでの伸びがあり力強い加速を得られる車は無いと思います。

走りの上では2.4L程度の車と競る事もできますし、静粛性でみるならばV6エンジンの高級セダンとも渡り合えるレベルの車に仕上がっています。

様々な国産車を見てきましたが、国産のミニバンにはない、この走行性能を是非一度味わって欲しいと思います。

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