ハスラーJスタイルの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
今回試乗してきたのは、スズキ自動車が得意とするコンパクトカーの中でもクロスオーバーSUVタイプのハスラーです。
ハスラーは軽トールワゴンの室内空間とSUVの走破性の両方の要素を融合させた今までにないジャンルの車です。
アウトドアやスポーツを好むユーザーにも、ウィンタースポーツやオフロードを走行する人にも選んでもらえるように、アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバーをコンセプトに開発されました。
今日はスズキが開拓した新ジャンルの車、ハスラーの乗り心地やデザインを一度見ておきたいと思い、スズキのお店に足を運びました。
試乗車はハスラー・Jスタイル
今回紹介するのはハスラーの特別使用車「Jスタイル」です。
特別仕様車はベースグレードと比べるとLEDフォグランプが付いていることや、専用アルミホイールがついたり、特別なエンブレムが付いており、メッキやガーニッシュで加飾しています。
またクルーズコントロールやナノイー搭載のフルオートエアコンが搭載されておりインテリアの装備も充実しています。
今回試乗したハスラーJスタイルはターボを搭載しているので、最大馬力は64PSとノンターボのハスターと比較しても12PS高くなっています。
さらにSエネチャージというハイブリッドシステムを搭載しているので、走り出しはモーターアシストが効いて燃費もかなり良く、2WDのターボ車で27.8km/Lという驚異的な燃費です。
カラーリングは2トーンルーフで、今回の試乗車は「アクティブイエロー&ブラック」なので黄色いが目立ちます。ハスラーJスタイルのカラーは全部で7色、その他のハスラーのカラーは11色となっておりルーフ2トーン色を加えると全カラーラインナップは16パターンにもなります。
ハスラーのグレードは5つのグレードに分かれており、今回のハスラーJスタイルは最も上級のグレードになっています。気になるグレード毎の価格は以下の通りです。
駆動 | ターボ | A | G | X | Fリミテッド | Jスタイル |
---|---|---|---|---|---|---|
2WD | なし | 107万 | 127万 | 146万 | 140万 | 151万 |
4WD | 119万 | 139万 | 158万 | 153万 | 164万 | |
2WD | あり | – | 135万 | 154万 | – | 161万 |
4WD | – | 148万 | 167万 | – | 173万 |
ハスラー・Jスタイルの外観
ここからはハスラーのエクステリアを見ていきましょう。まずハスラーは軽のクロスオーバーSUVというジャンルなので、車高が高く足回り周辺もSUVみたいなゴツゴツとしたデザインになっています。
フロントはハスラーの特徴ともいえる丸目のヘッドライトとゴツゴツしたフロントガーニッシュがワイルド感をUPさせています。横縞デザインのグリルや「HUSTLER」のアルファベットエンブレムもJスタイルの特別装備です。
リアデザインもフロント同様に専用のリアバンパーガーニッシュがワンポイントになっており、SUVらしさを演出しています。リアコンビネーションランプはLEDのストップランプを採用しており、縦型デザインで可愛らしい印象を与えています。
アルミホイールは専用の15インチアルミホイールを装着しており、ブラックメタリック調の落ち着いたデザインです。
その他、ドアハンドルをメッキ調にしていたり、Jスタイル専用のエンブレムを付けていたりとJスタイルならではの特別装備が充実しています。
今回試乗したハスラーには装着されていませんでしたが、オプションでルーフレールを付けることができます、ルーフレールを付けているハスラーを街で見かけますが、ルーフレールが付くだけでもSUVらしさがかなり増しますよ。
ハスラー・Jスタイルの内装
インテリアをみていきましょう。Jスタイルの内装は黒基調です。黒は締まった印象を与えるので、大人の雰囲気を漂わせています。インパネやドアトリムに採用しているのは、ブラックパールの専用パネルで、Jスタイルの特別装備です。
ハンドルはチルトステアリングを採用しており、上下に30㎜の可動かできます。デザインも3本スポークのシンプルなデザインで、ステアリングスイッチも少なく扱いやすくなっています。
パドルシフトが付いているので、エンブレを効かせたい時や、急な加速が欲しい時にはハンドルから手を離さず操作ができるので便利です。クルーズコントロールの操作もハンドルスイッチでON・OFF・設定することが可能です。
エアコンはナノイーを搭載したフルオートエアコンとなっており、これもJスタイルの特別装備です。さらにエアコンパネルやエアコン吹き出し口も専用色のチタンシルバーのガーニッシュを使っており、ブラックとの相性も良いです。
あまり目立ちませんが、ドアについているスピーカーリングも専用色のチタンシルバーになっています。
シートはファブリック表皮に専用レザー調になっています。レザー調になっていることでワンランク上の車に乗っているかの様な質感を味わえます。シートの可動域も前後に240mm、上下に40mm可動できるので、体型や好みに合わせて細かい調節が可能です。
ハスラー・Jスタイルの後部座席
後部座席もシートスライドとリクライニングが可能になっており、左右が独立して調整できるので、後席もかなりゆったり座ることができました。
ラゲッジスペースは室内空間を広くとっていることもあり、広くはありません。しかし後席スライドを前に動かすことや、2名や3名で乗車する際には後席を倒すことにより、ラゲッジスペースの広さを調節することができます。
また、ラゲッジスペースには汚れをふき取りやすい素材を採用しているので、ウィンタースポーツやマリンスポーツのアイテムを入れるにも適しています。電源を供給するアクセサリーソケットが付いているのも何かと便利ですね。
収納は女性にも受入られるようにかなり充実しています。全て合わせると15か所の収納場所を確保しています。特に注目すべきは助手席についているインパネボックスの蓋が停車時にはテーブルにもなるという優れ物、ちょっとした休憩で軽食を食べる時にも女性には嬉しい配慮ですね。
またエアコンのあるセンターパネルにもスマートフォンが入るくらいの収納スペースがあるので、重宝しそうです。
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