ワゴンRスティングレーTターボの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
今回試乗したのは2017年2月にフルモデルチェンジをしたワゴンRスティングレーです。
今回のワゴンRスティングレーは今までもスズキで取り入れていたマイルドハイブリッドにターボを付けた合わせ技になっています。どんな乗り心地なのか、是非体感したいと思いスズキのお店に行ってみました!
試乗車はワゴンRスティングレーT
今回試乗させてもらったワゴンRスティングレーは最上級グレードの「T」グレードです。駆動方式は4WDボディーカラーはオプション色のスチールシルバーメタリックでした。
一見、遠目でみるとただのグレーに見えますが、近くでみるとしっかりとメタリックの入った鮮やかなグレーです。
試乗したワゴンRスティングレーはデュアルセンサーブレーキサポートが標準装備でついており、車両本体価格は1,779,840円です。ワゴンRスティングレーの気になるラインナップと価格は以下の通りです。
ワゴンRスティングレーの価格
グレード | ハイブリッドT | ハイブリッドX | L▲ | L |
---|---|---|---|---|
2WD | 165万 | 148万 | 135万 | 129万 |
4WD | 177万 | 160万 | 147万 | 141万 |
全方位モニター付きメモリーナビゲーション+140,400円 |
※▲はセーフティパッケージありです。
一番価格の安い「L」はノンターボでガソリン車(ハイブリッドもなし)、「X」はハイブリッドを搭載し、「T」はターボとハイブリッドの両方が付いています。
ワゴンRスティングレー・Tの外観
今回試乗したワゴンRスティングレーの特徴は、ヘッドライドが細い縦型になったことです。以前のスティングレーは現行版のワゴンRのFZの様な横型のヘッドライトでしたが、今回のモデルチェンジでキャデラックの様なヘッドライトで大きく印象を変えてきました。
CMで流れている様な暴れ牛の様な力強いイメージにピッタリなデザインですね。
リアもワゴンRと同様に縦型のコンビネーションランプから横型のコンビネーションランプにデザインチェンジをして、ライトの配置もリアバンパーの真上に変わり初代ワゴンRの斬新なデザインが復活しました。
一見、コンビネーションランプはワゴンRと同じように見えますが、よくよく見比べてみるとスティングレーのコンビネーションランプはLEDのポジション灯が横に並べるように配置されており、クリアランプを採用しています。(ワゴンRはポジション灯が縦並びです)
ヘッドライトが縦型で存在感があり、リアのコンビネーションランプがクリアなので、ちょっとヤンチャにみえますね。
ホイールはT専用の15インチアルミホイールです。XやLになると14インチのアルミホイールで色も薄いグレーになってしまうので、安っぽく見えます。アルミはTについている15インチのアルミホイールが良いですね。
ボディーカラーは全部で6色とラインナップは若干少なく、ちょっと物足りなさを感じます。好みにピタッとはまる色があればいいのですが、私は明るい色が好きなので余り好みの色はありませんでした。
ワゴンRスティングレー・Tの内装
内装はブラックを基調に作りこまれており、スティングレー専用で赤いラインやスティッチが所々にあしらわれています。
センターメーターを中心に左右対称になっているので室内(特に前席)が開放的に感じます。
特にトキメキを感じたのは、本革巻きステアリングホイールです。何とハンドルの内側に赤いスティッチが入っているのです。このちょっとしたこだわりが特別感を演出していい感じに仕上がっています。
シートやドアの内張り、エアコンの吹き出し口周りにまで赤いラインが入っています。また吹き出し口の周辺はピアノ調になっている所が内装へのこだわりを感じます。
シフトノブは至って普通のオートマ車のシフトノブ、ちょっと手抜き感は否めません。もう少しスポーティーなデザインか近未来的なデザインの凝ったものをつけて欲しかったです。
エアコンがフルオートなのは評価できますが、デザインをコンパクトにまとめすぎてしまい、見た目のインパクトが全くありません。シンプルが悪いとはいいませんがシンプルすぎるのも面白味がありません。
ナビゲーションは純正の全方位モニター付きナビです。初めてこの機能がある車に乗りましたが、自車の位置や角度が分かりやすくナビに映るので、どんなドライバーでも簡単に縦列駐車や車庫入れができると思います。
ナビの操作ボタンはセンサーになっているので、スマートフォンを操作している様な押し心地です。USBが付いているので音楽も外部から簡単に取り入れることができます。
シートヒーターがついており、2WDには運転席側のみに、4WDだと助手席にも付いてきます。
ヘッドアップディスプレイが運転席の前にエンジンを始動すると現れます、センターメーターに抵抗がある方も、このヘッドアップディスプレイがあるので心配ご無用です。
このヘッドアップディスプレイはスピード以外にも、ナビの交差点案内を表示することができるので、より快適なドライブを楽しむことができます。
前席はベンチシートで広々と座ることができ、後部座席も後ろにスライドできるので荷室を潰せばかなりゆったり座ることができます。体の大きな私がリラックスして座っても膝周りはかなり余裕です。
助手席の前にはBOXティッシュくらいならおけるくらいのフラットなスペースが確保されており、運転席側にもハンドルの先に小物を置けるスペースが確保されているので、実用的で使い勝手も良さそうです。
荷室の開口部はリアコンビネーションランプがバンパー上に変わったので、幅が広々しており荷物が載せやすくなりました。後部座席を倒してフラットにするのも簡単で、女性でも10秒くらいでフラットに早変わりさせることができます。
面白い機能としては後部座席の両サイドのドア内側に傘たてが付いています、雨の日に使った傘をここに立てれば、傘から落ちた水滴もしっかり排出してくれるようにできています。
インテリアに関してはこの小さい車内を上手に広くしている点や見て楽しませる為のこだわりが詰まっているので、私の中ではかなり好評価です。
↓運転した感想はこちら
※ガリバーで非公開在庫が探せます。