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スバルXV・2.0i-Sアイサイト(外観・内装の評価)後部座席はゆったり広い

スバルXV2.0i-Sアイサイトの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。

スバルの主力車種インプレッサの派生車種「XV」が売れ行き好調です。販売目標2,200台に対して7,000台以上の受注数を更新中とはビックリ!

XVの全体画像

見た目はインプレッサそっくりなのになぜそんなに売れているのか?それはスバルが得意とする安全性能のみならず、本格SUVに必要な悪路の走破性を兼ね備えたAWD技術にたけているからです。

この技術を搭載したSUVを欲しがる人も多いはず。そんな販売当初から人気と注目を獲得したXVに一度乗ってみたくてスバルのお店に行ってみました。

試乗車はスバルXV・2.0i-S

今回試乗したのはスバルXVの2.0i-Sアイサイトです。グレードとしてはXVの中でも最上級グレードで、18インチアルミがついたり、運転席と助手席のパワーシート、アルミパット付スポーツペダルと他にも様々な充実した装備がついています。

エンジンは2.0Lの直噴エンジンを水平対向レイアウトで搭載しており、駆動はAWDの常時前輪駆動車です。最大馬力は154PS、最大トルクは20.0kgf・mです。スバルの強みでもあるAWDは全グレードで共通しています。

派生元のインプレッサとの最大に違いは車両サイズです。同じハッチバックのインプレッサスポーツは全長4460mm、全幅1775mm、全高1480mmに対して、XVは全長4465mm全幅1775mm、全高1550mmと高さが70mmも高く作られており、見た目からもSUVらしさが分かります。

XVの後方画像

今回試乗したXVのボディーカラーはクリスタルブラック・シリカという黒色です。漆塗りの様な高級感も感じられる黒色で大人の雰囲気です。カラーリングは全9色となっています。

メインカラーは青空の様な澄み渡った水色で爽快感を感じるクールグレーカーキです。展示車でも飾ってあり、性別問わず受け入れられそうな色でした。

今回試乗させてもらったXV2.0i-Sアイサイトの車両本体価格は、2,678,400円です。他のグレードも気になると思いますので、下記で紹介していきます。

グレード1.6iアイサイト1.6i-Lアイサイト2.0i-Lアイサイト2.0i-Sアイサイト
価格213万224万248万267万

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スバルXV・2.0i-Sの外観

XVのエクステリアは先代のインプレッサXVよりも力強さを増しています。まずフロントデザインが力強いです。ヘッドライトが切れ目になっている所がその印象を増しているのだと思います。

XVのフロント画像

2.0i-Lで使用されているヘッドランプはLEDハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプが採用されており、1灯でハイビームとロービームの切り替えができます。ハイビームにLEDを使用することでより明るい夜間視野が確保できます。

フロントバンパーは黒い樹脂がアクセントとして入っており、ボディーカラーで一まとめにしてしまうよりもインパクトが強くなっているので効果的です。

サイドシルエットも車高が高く、かつ地上から乗り込みまでも若干高くなっているので力強さというか、SUVらしさを感じることができます。

XVの横画像

リアは派生元のインプレッサのライトデザインは同じですが、車高の高さやお尻上がりの作りも手伝ってスポーティーな仕上がりとなっています。

一点残念なのはアンテナです。アンテナは標準でも是非ノットアンテナを採用して欲しいですね。スバルも車種によっては標準装備になっていますが、残念ながらXVはオプション装備となります。

リアの反射板がホームベース型で大きく作られている所と、バンパーデザインがアンダーカバーが付いている様な凹凸のあるデザインになっている点でアクティブ感を増しています。

XVの後方画像

アルミホイールは18インチの切削光輝を採用しており、17インチのデザインと似ていますが、良く見ると違いがある所に面白さを感じます。走破性の高いXVなのでアルミホイールも18インチくらいあった方がよいですね。

XVのホイール画像

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スバルXV・2.0i-Sの内装

XVのインテリアは価格以上のランクの高い車の様に質感が素晴らしいですね。まずドアを開けみると、全体的にブラック基調になっており、その中にアクセントとしてオレンジのステッチを入れている所がポイントです。

XVの運転席

このオレンジのアクセントは2.0Lのグレードの特徴にもなっています。ハンドルやニーパット、ドアのソフトパット、シフトブーツにまでしっかりと施されています。

ハンドルは本革巻きの3本スポークステアリングで手に馴染む上質な触感とオレンジのアクセントが握る楽しさを増幅させてくれます。

XVのハンドル

シフトノブも本革巻きになっており、ピアノブラック調の加飾と本革を組み合わせたセレクトレバーになっています。

アクセルパダル、ブレーキペダル、フットレストは全てスポーツペダルになっており、運転操作性の向上とデザイン性の向上の2つの効果を発揮しています。

XVのペダル

パーキングブレーキは電動を採用しており、スイッチ一つで作動と解除できます。発進時はアクセルを踏むだけで解除でき、上り坂でも車を停車させた時に自動的にパーキングブレーキが作動する「ヒルホールド機能」を搭載しています。

メーターはマルチインフォメーションディスプレイ付になっており、デザインは2連のアナログ丸メーターの中央にインフォメーションディスプレイを配置した見慣れたレイアウトになっています。

マルチファンクションディスプレイはナビゲーション上に配置しており、情報系はセンターにまとめられています。このディスプレイではヘッドランプや先進安全技術の作動状況、各種の燃費情報などの様々な情報を6.3インチに表示してくれます。

XVのナビまわり

ナビゲーションはディーラーオプションでパナソニックのビルトインナビを搭載していました。艶やかなビアノブラック調のパネルに8インチの大型ディスプレイがマルチファンクションディスプレイと上下で配置しているので視線移動が少なくする工夫がなされています。

このナビにはスバル専用に開発された高音質オーディオシステムや車内の空気を快適に保つナノイーなど、多彩な機能が採用されています。

シートは電動8ウェイパワーシートを採用しており、座った感じもサイドのパットがしっかりホールドしてくれるので安心感があります。窮屈すぎない固さに仕上げているのも好感がもてます。

XVの助手席画像

後部座性も足元スペースはかなり広くなっており、運転席のシートを最大まで下げても後部座席で窮屈さを感じることはありません。

XVの後部座席画像

XV後部座席の足元画像

ラゲッジスペースも開口部が広い使い勝手が良い印象です。荷室高777mm、開口部の最大幅1039mmもあるので大きな荷物もラクラク積み込めます。

シートアレンジも様々対応することができ、後部座席を全て倒してフルフラットにしたり、後部1席だけ倒して長い物を積んだりすることも可能です。最大容量は385L積載可能でゴルフバックならば3個積むこともできます。

↓運転した感想はこちら

【5人乗り】スバル新型XVのメリット・デメリット(欠点)

 

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