ホンダ「ヴェゼルRS」の外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
ホンダのヴェゼルは2013年に3代目フィットをベースに開発された小型のクロスオーバーSUVで、発売開始以来2014年~2016年まで3年連続でSUV販売台数NO1を獲得した人気車種です。
この人気の高いヴェゼルはどんな所が優れているのかを実際に乗って体感してみたいと思い、ホンダのお店に足を運んで試乗させて頂きました。
試乗車はヴェゼルRS
今回試乗させて頂いたのは、ホンダヴェゼルRSというグレードでガソリン車の中では最上級グレードになっています。
主な装備としては、LEDフォグランプや本革巻のセレクトレバー、18インチアルミホイールにパフォーマンスダンパーなどが付いています。
RSはエクステリアの充実だけに留まらず、走行性能にもこだわりをもったグレードに仕上げられています。
ボディーカラーは「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」というカラーで、濃い目の赤色です。
このカラーは艶やかな表情の奥に、燃えるような情熱をというコンセプトで作られており、ソリッドカラーとメタリックカラーを重ねた特別な塗装構造になっています。
エンジンは1500cc水冷直列4気筒で、最大馬力が131PS、最大トルクが15.8kgf・mと決してパワーの高い車ではありませんが、クロスカントリーではなく街乗りをメインとする小型SUVとしての機能性からみると、バランスのいい車になっていると思います。
ヴェゼルのグレードはRSの他にもハイブリッドなどもあり、全部で7グレードもありますので、それぞれの価格をみていきましょう!
価格 | G | X▲ | RS▲ | ハイブリッド | ハイブリッドX▲ | ハイブリッドZ▲ | ハイブリッドRS▲ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2WD | 192万 | 212万 | 239万 | 227万 | 250万 | 267万 | 277万 |
4WD | 213万 | 233万 | – | 248万 | 271万 | 288万 | – |
※▲は、ホンダセンシング搭載車です。
ヴェゼルRSの外観
ヴェゼルRSのエクステリアはRSにしかないこだわりがたくさん詰まっています。
フロントデザインは精悍さを増して、俊敏さと力強さを押しだしたロー&ワイドなスタイルになっています。
ヘッドライトとフォグライトはLEDを採用しており、ロービームには2灯LEDヘッドライトを採用しています。
霧などで前方が見えづらい時に、車に近い左右を広く照射することができ、夜間や悪天候でも視界はしっかり確保できます。
ライトからグリルにかけて流れるようについている、ダーククロームメッキ加飾やロワガーニッシュ形状が異なるのはRSの特徴です。
張り出したフロントバンパーロアガーニッシュにより強調されている18インチアルミ、切削光輝でスポーティーな感じもしっかり演出しています。
グリルは目の粗いメッシュタイプで、ナンバーをグリルのある高い位置に持って行っている点では、個人的には面白い配置だなと感じています。
サイドのデザインで目を惹くのはサイドガーニッシュです。ストレートに伸びる中にも若干のうねりを加えた躍動感があるデザインになっています。
これはRSだけにしかなく、あるだけでスポーティーな仕上がりになっています。
その他、ドアミラーはブラック塗装を施し、ドアハンドルなどの細かい場所にもシルバーを使うことで、RSのスポーティーさをしっかりと印象つけています。
ヴェゼルRSの内装
ヴェゼルRSの内装をチェックしていきます。まず全体的な印象はブラックでまとめられており落ち着いた大人の感じが漂っています。
シートやインストルメントパネル、センターアームレストにはウルトラスエードと呼ばれる光沢があり柔らかくなめらかな質感の表皮素材を張りこむことで上質な空間を演出しています。
黒地に映える白のステッチも上質感をアップさせていますね。
センターコンソールもハイデッキになっておりピアノブラック調になっている所がオシャレです。
シフトレバーの位置もステアリングからの距離が丁度よく操作性が高いです。
深さを2段階に設定可能なマルチユーティリティドリンクホルダーが付いていたり、アームレスト付コンソールボックスも付いているので収納性も長けています。
LED照明がついたフロントコンソールポケットも実用性が高いです。
ステアリングは本革巻きを採用しており、縫製にもこだわり本革の質感がよりなめらかなステアリングホイールになっています。ハンドルを握ったフィーリングも手に馴染みやすくて良いですね。
パーキングブレーキは電子制御のパーキングブレーキでこの価格帯の車としては嬉しい装備です。
スイッチ操作でパーキングブレーキをON/OFFでき、発進時にアクセルペダルを踏めば自動的に解除になります。
パドルシフトもガソリン車には唯一RSにのみについています。操作部が若干小さいので使い勝手があまり良く無さそうと思ってしまいました。
エアコンはプラズマクラスター技術を搭載したフルオートエアコンで、空気浄化や脱臭効果も期待できます。
スイッチもボタン式ではなくタッチパネル式になっているのがオシャレです。
そこまで窮屈ではない後部座席
後席のシート間の距離は若干狭さも感じますが、大柄な私が乗っていても窮屈とまでは言いません。
座り心地は角度が若干きついですが、そこまで悪さは感じませんでした。
見た目以上に広い荷室
ラゲッジスペースは見た目以上に広くなっています。最大開口部幅は118cm、荷室床面長は80cmです。
開口部地上高も65cmとクラストップレベルの低さなので、重い物を高く持ち上げなくて済むので積み込みもラクチンです。
燃料タンクを前席下に移動させたことで空間効率を飛躍的に向上させるホンダの特許技術が採用されているそうです。
1人で乗るならサーフボードを、2人で乗るならマウンテンバイクを2台乗せることだってできちゃいます。
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