スバル

スバルXV・2.0i-Sアイサイトの試乗記(走り・加速性能)どの速度域からでもスムーズに加速

スバルXV2.0i-Sアイサイトを実際に試乗運転してきた感想を書きたいと思います。

XVの運転席

スバルXV2.0i-Sアイサイトの外観・内装レポへ

スバルXV・2.0i-Sの走行性能

XV車高が高いですが、実際座ってみると着座位置が少し低いと感じました。視界その物はスバル車全体でピラーが細く設計されていたりしてこだわりを持っているので悪くありません。

ステアリングやシートの調整幅が他のメーカーの国産車よりも大きいので、ドライバーにとって適切なシートポジションをとることができます。長距離運転をしても疲労を感じさせないための工夫がしっかり考えられています。

XVのハンドル

では発進してみます。ますXVで注目すべき点はエンジンです。2.0Lの直噴エンジンで水平対向レイアウトをとっています。さらにこのエンジンに改良されたCVT「リニアトロニック」の相性が良いのか、発進時はかなりパワフルになっています。

サービスマンの話では、これだけのパワフルさに低燃費もしっかり両立しているとのことで驚きました!

今回試乗したコースは全長7kmのアップダウンの多い峠道でした、どのシーンにおいても加速が悪いと感じることがなく、気持ちよく走行することができます。

XVの後方画像

ドライブモードが2つあり、環境や燃費に配慮したインテリジェントモードと高いトルクで加速を楽しむスポーツモードになっていますが、今回はインテリジェントモードをメインに走っていました。

エンジンも2,000回転以下で走行している時は静かで嫌な振動などもありません、しかしアクセルを吹かして走ると水平対向エンジン独特のエンジン音が車内に聞こえてきます。これは好みの問題ですが、私はこの音を聞いて走るのが好きなタイプです。

XVの全体画像

アクセルを踏んだ時のトルクが割とフラットなので、どの速度域からでもスムーズに加速してくれるので瞬発力があり運転を楽しませてくれます。

燃費を意識したインテリジェントモードでもこれだけの走行性能があれば、だれもが満足できるのではないでしょうか?

さらに今回は使用しませんでしたが、走破性を重視する人には「Xモード」も装備されています。これは雪山やあれた山道でタイヤがはまり込んで空転している時に、残りの車輪にパワーを偏らせて、空転しているタイヤにはパワーを掛けない様にコントロールすることができます。

XVのホイール画像

急な下り坂でも、「ヒルディセントコントロール」が作動して、ブレーキ操作に気をつかう雪道や砂利道の下り坂も一定の車速を維持しながら下ることができます。

XVの走行性能は街乗りにもオフロードにも適しており、多岐にわたる使用用途に対応できる万能な性能を持っていると感じました。

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スバルXV・2.0i-Sの安全性能

スバルの安全性能はCMでもお馴染みのアイサイトです。このアイサイトはXVにはver3が搭載されており、2016年の予防安全性能試験で最高ランクのASV++を獲得しています。

XVのナビまわり

交通事故総合分析センターの調査では、アイサイト搭載車は非搭載車よりも84%も追突事故発生率が減少したそうです。今回はこのアイサイトの多彩な機能を5つ紹介したいと思います。

はじめに紹介するのは、事故発生率に一番貢献している機能「プリクラッシュブレーキ」です。これは、ステレオカメラが前の状況を捉え、衝突の危険がある場合に警報で知らせてくれます。

さらに、注意喚起しても回避行動が無い場合はブレーキ制御で介入し減速や停止を行います。Ver3では認識機能の向上により、衝突回避や被害軽減の速度範囲を拡大しています。

二つ目に高速道路の走行や渋滞時の疲労軽減に大きく貢献している「全車追従機能付クルーズコントロール」です。先行車を検知して一定の車間距離を保ち走行することができます。

XVのシフトノブ

また、渋滞時には先行車が発進したら、スイッチ操作かアクセル操作により再び追従運転に復帰します。長時間の走行や渋滞時の疲労軽減のみならず事故の発生を大幅に減らしてくれる機能なのです。

3つ目は「アクティブレーンキープ」です。これはクルーズコントロール使用時に60km/h以上で走行していれば、車線内中央を維持するようにステアリング操作をアシストしてくれます。

4つ目はお年寄りやちょっとした不注意で起こしてしまう、誤発進を抑制する機能「AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御」です。駐車場から出る際にシフトレバーやペダルの誤操作による急な飛び出しを抑制して重大事故防止に努めてくれます。

XVのペダル

最後に「警報&お知らせ機能」です。時速60km/h以上で走行中にふらつきを検知したり、40km/h以上で走行中に車線逸脱を検知した場合に、ドライバーに警告表示や警告音で注意を促します。

これらの機能により、XVに乗っているドライバーと同乗者、そして歩行者や周囲を走行する車の安全をしっかり見守ってくれるのです。

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スバルXVの燃費

カタログに記載されているJC08モードの燃費と口コミや実際に乗っている営業マンなどの情報をまとめた実燃費は以下の通りです。

燃費(km/L)1.6iアイサイト1.6i-Lアイサイト2.0i-Lアイサイト2.0i-Sアイサイト
JC0816.216.216.416.0
実燃費11.011.011.210.5

XVのJC08モードの燃費は16.0~16.4km/Lです。この大きさのSUVでハイブリッドなどの機能が無いことを考慮すれば良い燃費ではないでしょうか?

実燃費はインターネットの情報サイトや口コミサイトで収集して見ましたが、一番装備の多い2.0i-Sアイサイトで10.5km/L、一番燃費が良いのが2.0i-Lアイサイトで11.2km/Lでした。

XVの横画像

今回私が試乗させてもらったXVは2.0i-Lアイサイトで、アップダウンの多い峠道と言うこともあり燃費の低減を心配していましたが、「インテリジェンスモード」を使用していたため、実燃費は10.3km/Lと口コミの実燃費と同等の燃費で走行することができました。

実燃費はJC08モード達成率が65%くらいになってしまうので、カタログで燃費を見た時には燃費がいい印象を受けました、実際乗ってみると車のサイズやエンジン性能に比例した実燃費だという印象に変わりました。

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スバルXV・2.0i-Sの試乗記まとめ

今回は受注台数が高調で人気と注目を集めているXVに試乗しましたが、いかがでしたでしょうか?

XVのフロント画像

このXVはスバルの得意とするAWD技術をしっかり実感できる1台で走行性能や走破性をもっと色々な走行シーンで楽しんでみたいと思いました。

これだけ楽しい車で、装備の面から見ても車両価格はかなり良心的な設定になっていると思います。

スバルの車種は1年に1度改良チェンジを行うそうなので、今後ますますの発展と人気の向上が期待できる車種ではないでしょうか?気になった方は是非スバルのお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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【5人乗り】スバル新型XVのメリット・デメリット(欠点)

 

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