マツダ・アクセラ1.5XDディーゼルの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
マツダの量産大衆車ファミリアの事実上の後継車種として生み出されたアクセラは、マツダを代表するミドルカーとして販売されています。
現在販売されているアクセラは3代目となり、デザインテーマ「魂動」を採用し、ダイナミックで生命感のある動きが表現されています。
搭載しているエンジンも多岐にわたり、ガソリン車、ハイブリッド、ディーゼルと3つのパワートレーンを持っている非常に珍しい車種です。
そんなアクセラの魅力を実際に車両を見て、乗って実感したいと思い、マツダのお店に足を運んできました。
試乗車はアクセラ1.5XDディーゼル
アクセラのガソリン車は1.5L、クリーンディーゼルは1.5Lと2.2Lの2種類、そしてハイブリッド2.0Lのエンジンとモーターの組み合わせになっています。
今回試乗したアクセラは15XD Lパッケージでディーゼルエンジンの1.5Lを搭載したモデルです。
最高出力は105PS/4,000rpm、最大トルクは27.5kgf・m/1,600‐2,500rpmと馬力は抑えながら太いトルクを楽しめる仕様になっています。
2.2Lのディーゼルは最高出力175PS/4,500rpm、最大トルク42.8kgf・m/2,000rpmと馬力が飛躍的にあがり、トルクもモンスター級です。
ボディーカラーはマツダ渾身の塗装技術「匠塗TAKUMINURI」で生命力にあふれたエネルギッシュな強さと鮮やかさが輝くソウルレッドクリスタルメタリックです。
特別塗装なので64,800円の別途料金がかかりますが、かなり人気のボディー色になっています。
アクセラのカラーラインナップは全8種類です。人気があるカラーはホワイト系のスノーフレイクホワイトパールマイカやブラック系のジェットブラックマイカですが、今回の試乗車のソウルレッドクリスタルメタリックもマツダ車では人気色です。
マツダ車のボディーカラーは全てのカラーにマイカ(雲母)かメタリックを混ぜ込んでいるので光の当たり方で印象が大きく変わるので質感高い印象を全ての色で感じます。
今回は15XD Lパッケージというグレードに試乗させて頂き、車両本体価格2,689,200円でしたが、他にも多くのグレードラインナップがあるので、全てのグレードと価格をここで紹介しておきましょう。
(円) | 1.5Lガソリン | |||
---|---|---|---|---|
15C | 15S | 15Sプロアクティブ | 15S Lパッケージ | |
2WD | 182万 | 195万 | 214万 | 239万 |
4WD | 204万 | 217万 | 237万 | 261万 |
(円) | 1.5Lディーゼル | 2.2Lディーゼル | |||
---|---|---|---|---|---|
15XD | 15XDプロアクティブ | 15XD Lパッケージ | 22XD プロアクティブ | 22XD Lパッケージ | |
2WD | 233万 | 244万 | 268万 | 279万 | 308万 |
4WD | 301万 | 331万 |
(円) | ハイブリッド | ||
---|---|---|---|
ハイブリッドC | ハイブリッドSプロアクティブ | ハイブリッドS Lパッケージ | |
2WD | 250万 | 265万 | 287万 |
アクセラ1.5XDディーゼルの外観
アクセラはマツダ車特有の大きなグリルとロングノーズなボンネットが特徴的なデザインになっています。グリルのセンターにはマツダのエンブレムが目立っています。
ヘッドランプはLEDを採用しており、ユニット内シグネチャーランプなのでイカリングの様に丸い光のフォルムがスタイリッシュです。BMW見たいにも見えますね。フォグランプもLEDが付いています。
サイドのデザインはマツダの「魂動」デザインが光るデザインで風の流れを感じるような動性を思わせるプロポーションと、上質な落ち着きを感じさせるデザインになっています。
アクセラスポーツなので、リア側は締りがあって格好いいです。
足回りのホイールも18インチアルミホイールで高輝度ダーク塗装が施されています。
グレードによって異なるアクセラのアルミホイールですが、Lパッケージは18インチで一番人気のホイールデザインらしいです。
リアのデザインはコンビネーションランプは切れ長デザインでフロントのヘッドランプ同様にシャープな感じが好まれています。
リヤスポイラーやシャークフィンアンテナも標準で付いているのがポイントUPです。
アクセラ15XD Lパッケージにしか入っていない窓枠のシルバー加飾も全体的にアクセラの質感を高める良い装備です。
アクセラ1.5XDディーゼルの内装
アクセラ15XD Lパッケージのインテリアはかなりグレードが高いですよ!まず一番アピールしたいのはシートです。
シートにはピュアホワイトのパーフォレーションレザーを使っており触り心地も座り心地も抜群です。
シート形状が包み込む様な造りなっているので、長時間の運転も苦になりません。運転席のシートには10wayパワーシートと、運転席と助手席の両方にシートヒーターが付いています。
運転席周りを見るとメーターはマツダらしいデザインになっています。センターに丸型のアナログタコメーターを配置して、両サイドに速度やシフトポジションなどの情報を表示しています。
メーターのデザインとステアリングのデザインがシンクロさせているのも設計者のあそび心を感じます。
ステアリングは本革巻きで握りやすくフィットします。デザインも3本スポークですが、スポーク部にシルバー加飾を施しているところが質感を上げています。
シフトノブやパーキングブレーキレバーも全て本革巻きで統一しています。
運転席に座るとわかるのですが、多くなりがちな車の情報が見やすい場所に考えられて配置されているので、とても見やすくなっています。
ポイントとしては、メーターフード付近にはアクティブドライビングディスプレイがあり、速度や道路標識を表示しています。
センターパネルの頂点部には7インチのマツダコネクトが配置されており、ナビやハンズフリー、オーディオ関係の情報を得ることができます。
操作をつかさどるコマンダーはシフトノブの手前側にあるので、手元を見ずに握って操作できるので楽です。
エアコンは左右独立式のフルオートエアコンになっているので、ドライバーと助手席の同伴者がそれぞれ自分にあった空調調整を行うことができるようになっています。
後部座席は大柄な私は座ると膝周りは少しだけ窮屈さを感じます。リアシートは前後の可動やリクライニングしないので、この広さだと長距離走行では少しストレスを感じてしまうかもしれません。
シート自体は6:4の分割可動式なので、荷物が多い時などはラゲッジルームとつなげて積み込むことができます。
シートを倒していない状態でも364Lもの荷物が入るのであれば十分です。他にも収納スペースは細かな物まで数えると8か所くらいになっています。
アクセラ15XD Lパッケージは1.5Lディーゼルエンジンのグレードでは上級グレードに位置しており、内装の質感も高級感漂う上質な仕上がりにまとめられています。
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