マツダ・ロードスターRF・RSの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
誰もが夢中になれる「人馬一体」の走りを徹底して追求し続けているマツダ、近年のマツダ車はデミオやアクセラ、そして売上好調なCX-5とヒット車種を続々リニューアルしています。
今回は走行性能に定評があるマツダのオープンカー、ロードスターRFに乗ってみたいと思います。ロードスターはソフトトップタイプとハードトップの2タイプを選択できますが、今回はハードトップタイプのロードスターRFを見に行きました。
排気量も2,000ccで馬力が158PSなので、ソフトトップタイプよりも走行性能が高いと思います。以前にロードスターには乗ったことがあるので、今回はロードスターRFとの違いもしっかり体感したいと思います。
試乗車はマツダロードスターRF・RS
今回試乗したのは、マツダロードスターRFです。排気量は2,000ccのスカイアクティブGエンジンを搭載、駆動方式は2WDです。トランスミッションは6EC-ATと6MTと選択することができますが、今回は敢えて6MTで試乗してみました。
今回試乗したロードスターRFのグレードはRSというグレードです。Brembo製ベンチレーデッドディスク&対向4ピストンキャリパーとRECARO製のアルカンターラシートが付いているのが特徴です。
価格は、3,736,800円と一番高いグレードになっています。他にもグレードがありますので下記で価格と合わせてみてみましょう。
価格 | S | VS | RS |
---|---|---|---|
6EC-AT | 326万 | 359万 | 373万 |
6MT | 324万 | 357万 | 373万 |
マツダロードスターRF・RSの外観
初代のロードスターから2代目のロードスターの印象は、格好いいというよりもカワイイと言った印象が強かったです。しかし今回のロードスターは可愛さは全て払拭し、正真正銘の格好いいと言われるフォルムに進化しています。
まず長いノーズです。すらっと長いバンパーはシャープな顔つきに仕上がっています。
さらに中央にあるフロントグリルもポイントです。今回のロードスターRFは大きな五角形の「ファイブポイントグリル」です。実はフルモデルチェンジ前の3代目のロードスターにも採用されていました。
しかし、3代目はヘッドランプが丸みを帯びたクリっとしたデザインであったので、可愛さが払拭しきれていませんでした。
今回のロードスターRFはヘッドライトのデザインも一新し釣り目のLEDを採用しているので、ファイブポイントグリルとの相性も高まってデザイン性がアップしたというわけです。
フロントマスクからフェンダーへの膨らみがとても美しいです。またこの膨らみがあるのでロードスターをフロントから見るとワイド&ローに見えますね。
リアデザインも今回は思い切った変更になっています。歴代のロードスターのリアデザインは長円形状のテールランプユニットを採用しており、一目でロードスターと認識できるデザインでした。
しかし今回はその長円形状のテールランプとは決別し、ブレーキランプは丸目2灯、テールランプはその両側に楕円を半分に切った様なデザインを採用しています。ウィンカーもこのテールランプの中に組み込んでいます。
今までの伝統のデザインから、ドイツ車みたいなデザインに変わった点は新鮮で私は評価できます。
マフラ-は片側2本出しを採用しています。過去には両サイドに出していたこともありましたが、この形はスマートで映えています。
RS用のBremboの赤いブレーキキャリパーも17インチアルミから覗いて見えていいですね。赤色がガンメタリックのアルミホイールのアクセントになっています。
ダンパーもビルシュタイン製を採用、RS専用に綿密なチューニングを施しているとのことです。純正のダンパーよりもより一体感のあるコーナリングを実現します。
エクステリアで触れないといけないのは、オープンにした時のフォルムです。ロードスターRFはオープンにしてもCピラーだけしっかり残り、トップだけが収納される作りになっています。
またトップの収納は運転席にあるボタンを長押しするだけでラクラク開口し、締める時も同様にラクラク操作でトップがセッティングされます。
ソフトトップの操作も手動ではありましたが、簡単だなと感心していました。しかしRFは更に上をいく簡単さです。
エクステリアは総合的に見て、今までのロードスターのデザインの片鱗をみることができません。かなり思い切った一新したデザインを支持するかたも多いのではないでしょうか。
マツダロードスターRF・RSの内装
内装の質感はメチャクチャ高いです。最近のマツダ車は黒を基調とした内装にしていますが、その流れをしっかり汲んでいます。
まずシートです、RSはRECAROのアルカンターラシートが採用されています。
サイドのバケットはあまり締め付けがきつくありません。私の様な多少体の大きなドライバーでもストレスなく座ることができます。RECARO製なのでシートの質感も抜群ですね。
ハンドルは本革巻きで赤いスティッチがアクセントになっていてスポーティーに仕上がっています。MTシフトブーツやサイドブレーキ、コンソールやドアにもスティッチが施されています。
MTシフトノブは手に馴染む球型で重めになっているので、シフトチェンジにスコンとしっかり入り込むようになっており気持ちが良いです。
収納スペースはあまり多くはありませんが、フロントコンソールでは外部接続ハブ付で携帯電話等を充電しながら置いておけます。センターコンソールボックスはサングラスなどの小物が置けるスペースです。
リアコンソールボックスは施錠ができるので、オープンのまま車から離れる際も安心して離れることができます。リアストレージボックスもシートの後ろについています。コンパクトなボディーの中でも工夫して収納スペースを確保しています。
ロードスターRFはオープンカーなので、音楽も開放的に楽しみたいですよね、音響にもしっかり拘っています。Boseサウンドシステム+9スピーカーを採用しているのです。
Boseと共同開発したロードスターRF専用のシステムを設定しており、ヘッドレストにはスピーカーを内蔵し、Bose独自のTrue Spaceテクノロジーによる音響チューニングが施されています。
なので、オープンで走行中でも広がりのあるサウンドを楽しむことができます。さらに凄いのは走行ノイズ補償システムがノイズとオーディオ音が重なったところを自動補正するので、様々な環境で聞きやすいサウンドを得られます。
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