マツダCX-5・XDプロアクティブの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
ここ数年、独自のコンセプトを打ち出し、メキメキと支持層を獲得し続け増やしているマツダ。
マツダは次世代エンジンのクリーンディーゼルがヒットして売れ行きも好調です。
そのマツダの主力車種でもあるCX-5がモデルチェンジして話題になっています。
営業マン曰く、販売台数は当初目標の7倍も売れているとのこと。私もモデルチェンジ前からクリーンディーゼルのCX-5がとても気になっていました。
そんなCX-5をマツダが1日無料で貸してくれるというのだから太っ腹です。
そんなチャンス逃す手はありません、さっそく申し込んで憧れのCX-5を思う存分堪能しちゃいました。
1日借りて色々な場所を思い思いに走ってみると色々な発見がありました。今日はそんな話も盛り込みながらCX-5の試乗レポートをしていきます。
試乗車はCX-5・XDプロアクティブ
今回試乗させていただいたのは、マツダCX-5のXDプロアクティブで2.2Lディーゼルエンジンの4WDです。車両本体価格は3,229,200円でディーゼル車では中間グレードです。
ボディーカラーはマシーングレープレミアムメタリックで、シックなグレーのメタリック塗装が上品で大人な感じを醸し出しています。車体の曲線が1本なので美しく、ボディーの色もこの1本の線を境に光の加減で違った印象の色にみえます。
CX-5はディーゼルの他にもガソリン車もあり、4WDのみならず2WDもありますので、それぞれの販売価格を見てみましょう。
価格 | 20S | 20S プロアクティブ | 25S Lパッケージ | XD | XD プロアクティブ | XD Lパッケージ |
---|---|---|---|---|---|---|
2WD | 246万 | 268万 | 298万 | 277万 | 300万 | 329万 |
価格 | 25S | 25S プロアクティブ | 25S Lパッケージ | XD | XD プロアクティブ | XD Lパッケージ |
---|---|---|---|---|---|---|
4WD | 268万 | 291万 | 321万 | 300万 | 322万 | 352万 |
※価格は小数点以下切捨てで表記しています。
CX-5・XDプロアクティブの外観
インパクトがあるフロントマスク、マツダ車全てにおいて言えることですがグリルが大きい。中でもCX-5は車体が大きいので、フロントグリルもひときわ大きく見えるので格好いいです。ただマツダのエンブレムはもう少し小さくてもいいかなって思います。
ヘッドランプは切れ長のデザインでシャープです。ハイ&ロービーム単眼式のLEDヘッドランプです、LEDなので白色光で非常に見やすく、省電力にも貢献しています。驚きなのはこれが全車標準装備ということです。
フォグランプもLEDですが、かなり小さいデザインです。営業マンに聞いたところ、ヘッドライトだけで視認性は保てるので、フォグランプはあくまでもアクセサリー程度の装備に留まっているそうです。
私が試乗した4WDにはリアフォグも標準装備で付いています。これが付いているとSUVっていう感じになりますね。
アルミホイールは切削加工のガンメタリック色の19インチアルミです。大きなサイズのCX-5にはこの位大きなアルミサイズがしっくりきています。単調なデザインがシンプルでCX-5のボディーデザインを引き立てています。
アンテナはシャークフィンアンテナ、これも全車標準装備の様です。
リアデザインはフロントデザインと同様に一目でマツダ車と認識できるデザインです。コンビネーションランプは緩やかな三角形で全体的にシンプルに仕上がっています。ハッチがボタン一つで電動で開け閉めできる所が、高級車っぽさを感じます。
ボディーカラーは全8色です。私が行ったディーラーにはソウルレッドクリスタルメタリックもおいてありましたが、ワインレッドの落ち着いたカラーでした。CX-5のカラーは全てシックな落ち着いたカラーリングで明るい色はありません。
マツダ車の塗装は「匠塗」といってこだわりがあるようです。私が乗ったマシーングレーププレミアムメタリックは、職人の手業に迫るリアルな金属感を表現して、機械の持つ精緻な美しさの追求をテーマに、鉄を削り出した様なリアルな金属質感を実現しています。
CX-5・XDプロアクティブの内装
運転席に座った感じは、シートに包み込まれるようなフィーリングでスペースも広々しています。運転席のパワーシートは10wayなので調整が細かくできます。
さらに、自分のポジションをキーに記憶させておけば、開錠時に自動的にそのポジションにセットします。このシートには2WDならば運転席に、4WDならば助手席にもシートヒーターを搭載しています。
視認性は車高が高いので視点も高くていいです。ドアミラーの位置が他車の車と比べてかなり手前に設置されており、ドアミラー部についています。左右の前方視界が広く取れています。
アクセルペダルはちょっとした工夫が施されており、前輪を前方に移動して足を自然に伸ばした位置にペダルを配置しています。これはマツダが考える人間中心設計で作りこむ車との上質な一体感を実現する為の一環です。この配置は長時間の運転でも疲れにくいです。
またアクセルペダルもオルガン式なので、踏み込むと足とペダルが同じ軌道を描くため、フロアに付けたかかとがずれにくく、とてもコントロールしやすいです。
パーキングブレーキは電動なので手元で楽に操作できます。解除も発進の為にペダルを踏み込めば解除されます。また停止時ブレーキペダルから足を離しても停車状態を維持できる「オートホールド」も付いているので、信号待ちでも便利です。
スピードメーターは3連メーターで見やすく、オーソドックなデザインですがスタイリッシュなデザインです。フロントガラスにアクティブドライビングディスプレイが投影されるので、スピードやルート案内表示、標識も表示してくれるので便利です。
センターについているマツダコネクトは5万円でデータを入れればナビとしても使用できます。その他ソフトウエアをアップデートできるので、常に最新のサービスを利用できます。
インターネットラジオの受信、ハンズフリー機能、ナビゲーション、音楽を聴くなど様々な用途で使用でき、操作も手元のジョグや音声認識で視線をそらさず安全に操作することができます。
スピーカーはBOSEサラウンドシステムを搭載しているので、トランクにはウーハーが搭載されています。ツィーターがピラーについているので、重低音もしっかり効いた音楽を車内で楽しむことができます。
後部座席もゆったりとしています。大柄な私でもゆったり広々と座れました。
リアのアームレストにはUSB端子が2つ付いているので携帯電話の充電や携帯ゲーム機の充電にも便利です。
ボトルフォルダーがアームレストに2つ、ドアポケットにもあるので収納性もいいです。シートバックポケットも付いているので雑誌などの収納もできます。
後席でもリクライニング機構を採用しており、シートもウレタン特性の最適化とともに下半身の形状に沿った立体的な形状で包み込まれるので、長時間のドライブも疲れにくく快適です。
シートアレンジは4:2:4分割可倒式シートバックなので、オーソドックスなフルフラットから、珍しいアレンジでアームレストだけ倒すことも可能です。アームレストだけ倒せばスキー板やボードなどを積んでも4人乗車でゲレンデに行けます。
荷室は5人乗車時でもゴルフバック4つが入る505Lの大容量です。12Vの電源ソケットもあるので使い勝手がいいです。
※ガリバーで非公開在庫が探せます。