スズキ

新型スペーシアカスタムGS(外観・内装の評価)フルフラット可能な荷室

スズキ・新型スペーシアカスタムGSの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。

2017年12月にフルモデルチェンジで2代目になったスズキ・スペーシアは初のフルモデルチェンジということもあり期待を膨らませていました。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSの全体画像

軽ハイトールワゴンのジャンルに属しているスペーシアは、好調な売れ行きのホンダN-BOXやダイハツ・タントに水をあけられており、それを取り返すべく競合車種に対抗できるだけのこだわりが詰められています。

今回はスズキが満を持してフルモデルチェンジしたスペーシアのカスタムバージョン「スペーシアカスタムGS」を店頭に見に行ってきました。

新型スペーシアカスタム試乗記(走り・加速性能)

試乗車はスペーシアカスタムGS

今回店頭で試乗させて頂いたのは「スペーシアカスタム」のハイブリッドGSというグレードです。

スペーシアカスタムにはターボ付のXSターボというグレードもありますが、今回のターボ無グレードで試乗させて頂きました。

マイルドハイブリッド、52馬力

エンジンは直列3気筒660ccエンジンとモーターを搭載したマイルドハイブリッドです。

最高出力は52ps/6,500rpm、最大トルクは6.1kgf・m/4,000rpmとパワーの面では他の軽ハイトールワゴンに遜色ありません。

カラーは14種類、2トーンルーフあり

ボディーカラーは「ピュアホワイトパール」なので万人受けするカラーですが、個性的なカラーを好む方にも14種類のカラーラインナップがあるので、きっと気に入る色があるはずです。

ルーフがブラック塗装になっている「2トーンルーフ」も設定されています。

試乗したGSはスペーシアカスタムのベースグレードで、価格は1,576,800円(2WD)です。

他のグレードの価格も気になると思いますので見ておきたいと思います。

(円)GSXSXSターボ
2WD157万169万178万
4WD169万181万190万

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スペーシアカスタムGSの外観

スペーシアカスタムGSは大型グリルにシルバー加飾が特徴的です。

このシルバーとブラックのコントラストが煌びやかで攻めの姿勢を感じます。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSの正面画像

ヘッドライトはLEDを採用

ヘッドライトのデザインも鋭い眼光を思わせる様なつり目型で、ライトにはLEDを採用しているので機能性も高いです。

純正と思えない格好良さ

スペーシアカスタムGSのリヤのデザインは、コンビネーションランプがクリアテールになっており、エアロ形状のリヤバンパーやルーフエンドスポイラー、メッキバックドアガーニッシュが付いているので、純正とは思えない格好良さがあります。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSの後方画像

スペーシアカスタム専用のエンブレムやハイブリッドのエンブレムが特別感を出してくれます。

フォグランプやLEDサイドターンランプ付ドアミラーが標準装備

GSはベースグレードですが、フロントのフォグランプやLEDサイドターンランプ付ドアミラーなどのワンランクUPの装備も標準で付いているのは嬉しいですね。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSの横画像

全体的に角ばっている造りのスペーシアカスタムにシルバー加飾を多用したことで、イケイケ感が溢れ出ています。

ここまでデザインが良いとボディーカラーも2トーンルーフでブラックにしたらもっと格好いいと思います。

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スペーシアカスタムGSの内装

スペーシアカスタムGSの内装はブラックを基調としており、チタンシルバーやピアノブラックの加飾で質感をUPさせています。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSの運転席画像

スペーシアカスタムGSのシートはブラックのファブリックを使用しており、少しチープさが残りますが、グレードの高いXSならばレザー調のシートになるので質感を損ねません。

ベンチシートでホールド性に不安

ベンチシート形状になっているので、座ってみると少しホールド性に不安が残ります。

スペーシアカスタムGSのシートサイドの迫り出しはそれなりに出ているので、大きなストレスにはならなそうです。

着座位置が高いので乗り降りがラクです。視界もいいですね。

運転席と助手席の間が25mmも広くなった

運転席と助手席の間が25mmも広くなったので、軽自動車にありがちな隣の人との距離が近いなんてことも回避できます。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSの助手席側

スペーシアカスタムGSのステアリングはウレタンホイールを使用しており、シルバー加飾がVの字になって装飾されているので、デザインは良いです。

こちらもXSからは本革巻きになります。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSのステアリング

メーターは中心に丸型のスピードメーターを配置し、左に半月型のタコメーター、右に燃料計を配置しています。

スピードメーター下段にはシフトポジションと室外温度計、バッテリー状態などをデジタルで表示しています。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSのメーター

コンソールは2段階段型の角ばったデザインでピアノプラックになっているのが良いですね。手垢などが付かない様に手入れは必須になりそうです。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSのコンソールボックス

すっきりとしたインパネまわり

インパネは前に奥まっているので、前席に開放感を与えています。

上部にはナビゲーションを配置、中段にはエアコンを配置してスッキリとまとめ上げています。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSのインパネまわり

スイッチ一つで開閉できるスライドドア

スペーシアカスタムGSの後部座席は両側スライドドアで左側のみパワースライドドアが装備されています。

パワースライドドアは指先ひとつでオープンできる「ワンアクションパワースライドドア」なので、両手が塞がっていても、リモコンを取り出す事なくスイッチ一つで開閉可能です。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSのスライドドア

地上高345mmで乗降りしやすい後部座席

リアステップの地上高が345mmしかないので、スムーズに乗り降りができるのもポイントUPですね。

後部座席のシートもスライドとリクライニングが出来るので、大柄な私でもゆったりと座ることができます。

荷物が多い時はシートスライドを前にすることで荷室を優先させることもできます。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSの後部座席

ロールサンシェイド付きで便利

スペーシアカスタムGSの後部座席にはロールサンシェイドが標準で付いているので、日差しの強い日でも快適に過ごすことができます。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSのロールサンシェード

後部座席・助手席を倒せばフルフラットになる

スペーシアカスタムGSのシートアレンジは様々対応できますが、大きな荷物を載せる時には後席をフラットにできたり、長いボードなどを積む時は助手席側の2シートを倒して使用することも可能です。

休憩で仮眠をとる事などはフルフラットもおススメです。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSの荷室

ワンタッチで畳める後部座席

リアシートは荷室側からも操作することができるので、大きな荷物を積んでいる最中でもワンタッチで折りたたむことができるのです。

スペーシアカスタム・ハイブリッドGSの荷室をフラットにする

新型スペーシアカスタム試乗記(走り・加速性能)

 

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