日産・旧型リーフSの外観と内装を見てきたので画像つきでご紹介します。
今回は2009年に発表され、2010年12月に発売を開始した日産リーフです。
リーフは量産型5ドアハッチバックの電気自動車で国内でも年々販売台数を増やし電気自動車普及に一役買っています。
今回はそんな日産リーフをディーラーのモニターキャンペーンでお借りすることができましたので、色々な走行を楽しんでみたいと思います。
新型リーフの試乗レポはこちら↓
試乗車は旧型リーフS
今回お借りしたのは日産リーフでグレードは「S」というベースグレードです。ボディーカラーは「ソニックブルー」という水色の様な色でした。
海や空を思わせるような爽快な青色で、乗っていて気分が良くなりますね。
試乗したリーフ「S」は2WDの30kwhで販売価格は3,197,880円です。
リーフの販売グレードは全部で3種類と、駆動用バッテリ-が2種類あり計6種類に分かれています。詳しい価格は以下でみていきましょう。
価格(円) | S | X | G |
---|---|---|---|
24kwh | 280万 | 325万 | 362万 |
30kwh | 319万 | 364万 | 401万 |
旧型リーフの外観
リーフのエクステリアは他の車と比べてもあまり見ない様な変わった形をしていますよね?実はこのリーフはEV専用にプラットフォームを開発しているので広い空間や操縦安定性を重視して開発されています。
まずフロントバンパーには日産のエンブレムがついていますが、ここが給油口ならぬ充電ポートです。ここに急速充電と普通充電の2つのポートがあり、さす充電器によってポートを選択して充電します。
充電を始めるとフロントガラスの下に3つのランプがあり充電状況によって青い光を点滅してくれます、まるで携帯電話の充電の様ですね。
ヘッドライトは最適配光マルチリフレクターハロゲンヘッドランプを採用しています、GグレードのみLEDヘッドランプになります。
リアは縦型のコンビネーションランプでLEDを採用しています。点状のLEDが赤色の優しい光を放っています。
サイドとリアにはリーフのシンボルでもある「Zero Emission」のエンブレムが付いています。このエンブレムが付いていると電気自動車に乗っている特別感が更に増しますね。
アルミホイールは16インチのフルホイールカバーのスチールアルミです、これもGグレードになれば17インチの切削光輝のアルミホイールになるので格好いいです。フルホイールカバーだと安いコンパクトカーの様で残念な見た目になってしまいます。
アンテナもシャークフィンアンテナでないと近未来的なデザインのリーフにはミスマッチになっています。
ボディーカラーは全部で12色です。3種類のツートンカラーと9種類の単色があります。今回試乗したソニックブルーもきれいですが、タンジェリンオレンジも太陽にみたいなオレンジ色で元気になれそうなカラーです。
リーフの様な電気自動車のデザインは、あまりないデザインなので中々見慣れませんが、見慣れてくるとカワイイデザインに見えてきました。
旧型リーフの内装
EV専用のプラットフォームの床下に、スペース効率の高いラミネート構造のバッテリーセルをモジュール化して配置しています。
これにより大人5人でもゆったりできる居住空間を確保し、ラゲッジスペースも9インチゴルフバックが2つ積めるほどの積載スペースを確保しています。
内装の質感はプラスチック感が強く、安いコンパクトカーに乗っているような感じが否めません。運転席周辺の装備も極めてシンプルで必要最低限という印象です。
内装の質感がチープなので、シートの座り心地にはあまり期待をしていませんでしたが、意外にもシートの背中部の形状が腰のラインとマッチしており長時間の走行でも疲労が少なく済みました。
私が乗ったSグレードには、ステアリングスイッチやBモードスイッチ、オートスピードコントロール機能も付いていません。XとGグレードにはついているので、この点ではワンランク上のグレードを選択すべきかもしれません。
シフトノブは近未来的な小さい円形のノブで、丸の天辺にPポジションがついており、ボタンを押せばPに入るようになっています。2回Dポジションに入れるとエコモードにも切り替わり、加速がマイルドになり回生エネルギーも増加します。
エアコンはオゾンセーフフルオートエアコンが付いていますが、S・Gグレードであればワンランク上のヒートポンプシステムが搭載され、少ない電力で効率的に暖めることができるので充電の減りも抑制してくれます。
助手席と運転席には、クイックコンフォートシートヒーターと後席クッションヒーター、ステアリングヒーターを搭載しているので、体が触れる部分を直接あたためて体感温度を上げられる装備を標準装備して、エアコン使用時の電力抑制につなげています。
メーターは運転席前にツインデジタルメーターが付いており、アーチ状のデザインとブルーイルミネーションが先進的です。このメーターで充電状態や出力状態、回生状態を確認できるようになっています。
また平均電費(車でいる燃費)や航続可能距離、速度や外気温度などの情報も全て一目で確認できる配置が取られており非常に視認性がよいメーターです。
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